7月8日に東京地検特捜部は自民党の派閥政治金問題について、刑事告発されていた安倍派、二階派、岸田派、茂木派の国会議員と元議員、合わせて16人と会計責任者らを全員不起訴にしたと発表しました。
不起訴となったのは高額のキックバックを受けていた議員や秘書などで、大学教授や市民団体が刑事告発した人物となっています。
NHKの記事によると、収支報告書に虚偽記載した疑いなどで告発され「嫌疑なし」で不起訴になった政治家は二階俊博元幹事長と平沢勝栄元復興大臣、山口壯元環境大臣、武田良太元総務大臣、岸田文雄総理大臣、根本匠元厚生労働大臣、茂木敏充幹事長、新藤義孝経済再生担当大臣らです。
いずれも嫌疑不十分での不起訴となり、告発されているほかの議員らについても、近い内に順次処分を決めるとしています。
キックバック報酬を受け取っても不起訴扱いとなったことに批判や不満の声が相次ぎ、今回の処分結果に多くの国民は強く反発していました。
自民 政治資金問題 派閥幹部ら16人と会計責任者ら不起訴
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20240708/k10014505391000.html
自民党の派閥の政治資金パーティーをめぐる政治資金規正法違反の疑いで刑事告発されていた安倍派、二階派、岸田派、茂木派の国会議員と元議員、合わせて16人と会計責任者らについて、東京地検特捜部は8日、不起訴にしました。
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