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アメリカが貿易戦争開始!カナダは報復関税、株価が急落!日本の自動車産業にも影響 トルドー首相「国と国民が危機にさらされている」


*CNN
アメリカのトランプ大統領はカナダやメキシコ、中国に対して追加関税を正式に実施しました。
メキシコとカナダは25%で、中国は10%の追加関税となり、景気失速への懸念から株価はNYダウで一時800ドルも急落。

この追加関税にカナダのトルドー首相は「アメリカが貿易戦争を開始した」「国と国民が危機にさらされている」と述べ、アメリカへの対抗措置を実施すると発表しました。
事実上の貿易戦争が始まったと言え、日本の自動車メーカーにも大きな影響が出ると予想されています。

朝日新聞が取り上げた野村証券の試算によると、今回の追加関税だけでアメリカ販売用の自動車コストが1台当たり2700ドル(約40万円)増える見通しで、大幅な値上げやコスト負担をメーカー側は強いられることになりそうです。

カナダ側は報復関税を表明すると同時にアメリカとの対話も求めているとしていますが、トランプ大統領はカナダが報復関税を発動した場合、さらなる関税の引き上げも検討しているとして、報復の応酬を懸念する声が高まっています。

 

カナダ、米国に報復関税 トルドー首相が発表
https://www.cnn.co.jp/world/35230056.html

(CNN) カナダは1550億カナダドル(約16兆円)相当の米国製品に対し25%の関税をかける方針を発表した。トルドー首相が4日の記者会見で明らかにした。
この日は米国によるカナダへの関税が発効。トルドー氏はこの措置を「全く正当化できない」とし、「米国はカナダに貿易戦争を仕掛けた。自分たちに最も密接な提携国、同盟国に対して、最も近しい友人に対してだ。同時に彼らは、ロシアとの前向きな連携について語り、(ロシア大統領の)ウラジーミル・プーチンに譲歩している。嘘(うそ)つきで残虐な独裁者に。筋が通らない話だ」と述べた。

カナダ アメリカに25%の報復関税を発動 WTOに申し立ても
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20250305/k10014740121000.html

アメリカが薬物の流入を理由にカナダからの輸入品に25%の関税を課したことを受け、カナダのトルドー首相は報復関税に加え、WTO=世界貿易機関などに紛争解決の申し立てを行うと明らかにしました。これに対しトランプ大統領は「われわれの報復関税も同じ額だけ引き上げる」とSNSに投稿し、対立が深まっています。

車1台「コスト40万円増」 トランプ関税、自動車メーカー影響必至
https://www.asahi.com/articles/AST343DQMT34ULFA01RM.html

 そんな北米では、1台の車ができるまでに部品が国境を8回超えるともいわれている。野村証券の試算によると、カナダとメキシコに25%、中国に10%の追加関税が課されると、米国で販売される自動車のコストが1台当たり2700ドル(約40万円)増える。
仮に自動車メーカーがコストをすべて価格に上乗せすると、値上がりのため米国の新車需要は12%減るという。販売減によって2025年度の営業利益が、トヨタは18%、マツダでは57%も減るという。

 

 

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