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高市首相「出光のホルムズ通過、働きかけのお陰」イラン「電話会談は2回だけ」⇒ペルシャ湾に41隻残る 政府が交渉へ


*官邸
4月28日に日本の石油元売り大手・出光興産のタンカー「出光丸」がイラン戦争後に初めてホルムズ海峡を通過しましたが、このことについて高市早苗首相が自身の成果のようにアピールしたところ、イラン側からこれに否定的なコメントが投稿されて物議を醸しています。

高市首相は今回の出光丸に関して、「我が国はこれまで、日本を含む全ての国の船舶について、ホルムズ海峡における自由で安全な航行が早期に確保されることが重要であるとの立場から、あらゆる機会を捉えてイランに対して働きかけを行ってきています。私自身も、ペゼシュキアン大統領に対して、こうした我が国の立場を申し入れました」と表明し、日本政府がイラン側に行った働きかけが大きな後押しになったと強調していました。

しかしながら、この表明後にイランは「本日、ペゼシュキアン大統領と高市首相は、2026年4月8日以来2回目の電話協議を行いました。両政府間の緊密な調整により、伊藤忠丸がホルムズ海峡を安全に通過したことは、イランが二国間関係における建設的な行動——73年前に日商丸が勇敢に行ったものさえも含めて——に対して高い敬意を払っていること、そして相互主義で応じたいというその意向を示しています」と述べ、イラン大統領と高市首相の電話会談は5月1日で2回目だったと報告。
これまで日本政府から積極的な働きかけや外交交渉はあまりなかったとして、イラン政府のコメント内容は日本政府とのやり取りが少ないことを示唆するものでした。

つまり、高市首相が勝手に自分の手柄のようにアピールしていただけで、その実態はイランと出光の合意と信頼に基づくホルムズ海峡通過であった可能性が高く、日本政府から直接的な働きかけは無かったのではないかと思われます。
それを裏付ける証拠として、出光丸がホルムズ海峡を通過した後も41隻の日本船が依然としてペルシャ湾に閉じ込められた状態です。

ここに来てようやく日本政府はペルシャ湾に残る日本船に関して、「イランが一部の船舶から徴収している通航料をイランに支払うことなくホルムズ海峡を通過できるよう、イラン側への働きかけを強める」との方針を示し、茂木大臣が動き出したと報じられています。

この一連の流れを見ると、今まで憶測や陰謀論のように言われていた日本政府のペルシャ湾放置説が真実味を増してくると言え、イラン有事が勃発してからの2ヶ月間、日本政府は本当にイラン政府とは全く交渉せず、ホルムズ海峡の封鎖状態も眺めていただけという恐ろしい事実が浮かび上がってくるのです。

高市首相がイラン政府と交渉を避けていた背景として、アメリカのトランプ大統領への配慮があったと思われ、そもそもアメリカが数週間程度でイランに圧勝して、早期終結する程度にしか高市首相が考えていなかった可能性が高いと思われます。

 

政府、ペルシャ湾の41隻「無料通過」 イラン側に働きかけへ
https://mainichi.jp/articles/20260501/k00/00m/010/328000c

 政府はペルシャ湾に残る日本関係船41隻について、イランが一部の船舶から徴収している通航料をイランに支払うことなくホルムズ海峡を通過できるよう、イラン側への働きかけを強める。政府関係者が明らかにした。

石油元売り大手の出光興産の原油タンカー「出光丸」は4月28日、米・イスラエルのイランへの攻撃以降、日本行きとしては初めて同海峡を通過した。サウジアラビアで原油200万バレルを積んでおり、日本の原油搭載船の通過も初。

 

 

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