洋上風力発電所を設置するための専用の巨大船が完成しました。この船は全長約110メートルで、幅40メートルの規模となっています。
最大の特徴は海面に沈むことが出来る船体で、船が半分沈むことで船に搭載した風力発電機用の風車を浮力で立ち上がらせること可能。従来のクレーンを使うタイプよりも、4割のコストを減らすことが出来ると見られています。
日本は広大な海を持っていることから、陸よりも海を活かした自然発電に注目が集まっており、この大型船の導入によって、風力発電の拡大に期待感が高まっているところです。
洋上風力の専用船開発 戸田建設、浮力使いコスト減
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO30431500S8A510C1EA5000/
戸田建設は洋上風力発電機を効率的に設置する専用船を開発した。船が半分沈み浮力を使って風車を立ち上がらせる。クレーン船を使う従来手法に比べ、４割程度コストを削減できるとみている。陸上より風が強く土地の制限も少ない洋上風力の導入拡大につなげる。
低炭素型洋上風力発電低コスト化・普及促進事業における浜出船
https://www.env.go.jp/press/105475.html
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