2016年7月にアフリカの南スーダンに派遣された自衛隊部隊の駐屯地に対して、複数の銃撃行為があったことが内部資料に記載されていたことが分かりました。
報道された内部資料によると、7月10日から11日にかけて政府軍と反政府軍との武力衝突に巻き込まれ、自衛隊の宿営地の施設9ヶ所が被弾し、少なくとも25発の弾頭が敷地内から発見されたとのことです。
当時は「駆けつけ警護」などの実施を巡って議論が行われていた時期で、この情報は表向きには公開されていませんでした。
現地部隊は2回も耐弾化された退避コンテナに避難するも、居住性の観点から長時間の退避は厳しい状態だったと報告されています。
南スーダンの自衛隊派遣を巡っては、「自衛隊の活動エリアが安全地帯なのか?」を巡って与野党の意見が激しく衝突していましたが、今回の内部資料から事実上の戦闘地帯だったことが示されたと言えるでしょう。
南スーダン陸自、被弾9カ所・弾頭25発 内部文書入手
https://www.asahi.com/articles/ASL8Y7XJGL8YUTIL062.html
南スーダンに派遣された陸上自衛隊の国連平和維持活動(PKO)部隊が2016年7月、ジュバで起きた武力衝突に遭遇した際、宿営地の施設9カ所が被弾し、小銃や機関銃の弾頭25発が敷地内から見つかっていたことが、朝日新聞が入手した陸自の内部文書でわかった。
衝突時の模様は、防衛省が17年に公開した日報で一部明らかになったが、宿営地での被害や隊員の対応についての記載はなかった。当時は安倍政権が安全保障関連法で可能になった「駆けつけ警護」などの新任務を自衛隊に付与する検討に入っていた時期。野党の反発や隊員の家族の動揺を抑えるため、事実関係が伏せられた可能性がある。
南スーダンPKO部隊が2016年7月、ジュバで起きた武力衝突の際、宿営地の施設9カ所が被弾、弾頭25発が敷地内から見つかった。
当時は「駆けつけ警護」を自衛隊に付与する検討に入っていた時期で事実関係が伏せられた隊員の命を何だと思ってるんだ、安倍政権 https://t.co/nauDmusLxy @YahooNewsTopics
— umekichi二代目 (@umekich61523936) 2018年9月2日
南スーダンPKO「宿営地の施設9カ所が被弾し小銃や機関銃の弾頭25発が敷地内から見つかっていた」との報道。隠ぺいされた日報にも記載のない被害状況。
なおも「戦闘」ではなく「衝突」などと強弁する気か。なぜ国民と国会に隠したか。なぜ駆けつけ警護の任務まで負わせたか!https://t.co/ONKnFsw8tg— 山添 拓 (@pioneertaku84) 2018年9月2日
2016年7月、南スーダンに派遣された自衛隊の施設9カ所が被弾し、敷地内に弾頭25発。朝日が内部文書入手
――当時、安保関連法の「駆けつけ警護」に反対し、毎週、国会前で抗議デモをしたのを思い出す。安倍政権は野党の反発を恐れてやっぱり隠蔽していたんだ。#偽造捏造安倍晋三https://t.co/T32wkpijmu— 盛田隆二 (@product1954) 2018年9月2日
今更誰も驚かない。脱力感しかない。早く総辞職して欲しい。
南スーダン陸自、被弾9カ所・弾頭25発 内部文書入手:朝日新聞デジタル https://t.co/7FVgQ2oYcl
— 金剛地武志 (@kongochi) 2018年9月2日
自衛隊員が犠牲になりかねなかった。隠蔽問題だけでなく自衛隊の将来のリスクも含めて総裁選などあらゆる場で議論し多くの国民が考えるべきでは。RT南スーダン陸自、被弾9カ所・弾頭25発 内部文書入手:朝日新聞デジタル https://t.co/Fm90hc9A43
— Kiyoshi Okonogi 小此木潔 (@okonogie) 2018年9月2日
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