法務省が渋々公開した外国人技能実習生の死因について、「違和感がある」と野党が指摘しています。これは入管法改正案の一環で野党からの要請を受けて法務省が公開した資料で、そこには2010年からの8年間で外国人技能実習生が174人死亡との記載がありました。年齢は20代が一番多く、死亡理由の最多が「溺死」となっています
この資料を確認した野党議員からは「溺死が多すぎるのは不自然」との声が飛び出ており、再発防止のため死亡状況がわかる個別の資料を示すよう政府に追加要請していました。法務省側は「プライバシーの問題がある」として、具体的な資料や情報開示の時期には言及していません。
外国人技能実習生を巡っては「違法労働が横行している」との指摘が相次いでいますが、依然として改善の気配が無いです。「現代の奴隷制度」とも言われることがあるほどで、死者数の数も本当にこれだけなのか疑問があります。
2010年からの8年間に死亡した外国人技能実習生の数が174人に上ることが、法務省の資料で明らかになりました。20代が最も多く118人で死亡理由では、溺死が25人、自殺は13人などとなっています。
本日12/13(木)14:30~第7回「外国人労働者 野党合同ヒアリング」
法務省の配布資料①です。 pic.twitter.com/zWQSRSFovg— 立憲民主党 国会情報 (@cdp_kokkai) 2018年12月13日
過去8年で外国人技能実習生が合計174人死亡していたことが立憲民主党が要請した法務省の資料ではじめて明らかになりました。 https://t.co/wGpdIy6ymX
— 長妻昭 (@nagatsumaakira) 2018年12月13日
『低賃金や虐待などが理由で職場から逃亡する例が相次いでおり、2017年に7000人を超えていた』
この状況を放置して福祉や建設業に拡大するなどもってのほか
「プレス機に挟まれ…」外国人技能実習生の死亡事案、174人分が明らかに https://t.co/3fr3vEMwQE— 西山 のぶひで (@nishiyamanobu) 2018年12月13日
外国人技能実習制度を推進する内閣府所管のJITCOが、何と入管法改悪に前後して技能実習生の「死亡者数」にかかる項目をゴッソリ削除。不都合なデータを覆い隠すのは安倍一派の十八番とはいえ、ここまでとは。
外国人実習生の「死者数」を削除 内閣府所管の機構サイトで https://t.co/6nmvkEtRY9
— 異邦人 (@Beriozka1917) 2018年12月13日
マジであり得ないことしてる。
外国人技能実習制度を推進したいがために、内閣府はHPから死者に関するデータを削除した。
ちなみに、外国人実習生は過去8年だけで労働災害により174人死亡、死傷者だと昨年だけでも2494人臭いものには蓋をするとかそういうレベルじゃないhttps://t.co/A4aWxHDnYU
— Yuuuuuuki🌹 (@yuki_army_1) 2018年12月13日
この間も「1年間で30人の外国人技能実習生が死亡」ってニュースでやっていたけど、日本人の自営業・被雇用者の自殺者だけで年間7000人前後であることはいつも添えられていないし、死因に対する自殺率は日本人と大差ないし、わざわざ8年かけて174人って数字溜めてあげつらう意義あるんやろか? pic.twitter.com/kXzLYlvjck
— サダスキー (@gobuzaki) 2018年12月13日
(1)外国人研修生・技能実習生の死亡事案一覧(2010年から17年)です。法務省提出資料。 pic.twitter.com/EMvfOyfFRh
— 有田芳生 (@aritayoshifu) 2018年12月13日
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