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EU統合軍も視野に!ドイツとフランスがアーヘン条約に調印、共同防衛および武器契約!メルケル首相「真の欧州軍を」

*マクロン大統領
1月22日にメルケル首相とフランスのマクロン大統領がドイツの都市アーヘンで新条約の調印を行いました。この新条約は「アーヘン条約」と名付けられ、「ドイツ・フランス協力統合条約」と題された相互協定案になっています。
具体的にはドイツとフランスの共同防衛および武器産業の相互契約などが含まれており、共通の防衛計画の策定に取り組むことでEU合同軍として軍警察をまとめるとしていました。

つまり、フランスとドイツを中心としたEU統合軍の基礎となるような防衛協定だと言えるでしょう。これは歴史的に見ても非常に重要な意味を持っている協定案で、メルケル首相は「いつか真の欧州軍を結成するビジョンのために取り組んでいかなければならない」などと踏み込んだコメントをしています。

約30年前のソ連崩壊によって、欧州の仮想敵国が事実上の消失状態になっていました。しかしながら、近年はロシアや中国の台頭、相次ぐテロ事件の頻発によって軍備を増強する必要性が浮上し、EU統合軍を求める声が高まっています。
欧州軍を作ることで一カ国あたりの軍事費も削減することが出来ると見られ、今回の協定案が将来的な欧州軍の基礎になる可能性が高いです。

 

ドイツとフランスが「ドイツ・フランス協力統合条約」を締結
http://www.trt.net.tr/japanese/shi-jie/2019/01/22/doitutohuransuga-doituhuransuxie-li-tong-he-tiao-yue-wodi-jie-1130992

メルケル首相とフランスのエマニュエル・マクロン大統領が、ドイツの都市アーヘンの市役所の会場で開いた式典で、「アーヘン条約」と名付けられ、「ドイツ・フランス協力統合条約」と題された条約に署名した。

メルケル首相は、この条約によりドイツとフランスが共同の軍事文化、共同防衛および武器産業の契約を締結したと注意を促し、

「このアーヘン条約により、欧州軍の結成に貢献することを望んでいる」と語った。

条約が適用される必要があると述べたメルケル首相は、ドイツ政府はこの条約を履行するために全力で取り組んでいくと伝えた。

マクロン大統領も、エリゼ条約の56周年目に締結されたこの条約に関して、

「この条約は欧州が再び一体となるために重要であり、それが今日我々が必要としている精神だ」と語った。

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