フランス・パリのノートルダム大聖堂で大規模な火災が発生した件で、これまでに1000億円以上の寄付金があったことが分かりました。
フランス当局は4月15日の火災後に再建費用として集まった寄付総額は8億ユーロ(約1000億円)以上になったと発表し、高級宝飾品ブランドを抱えるLVMHと仏化粧品大手ロレアルだけで4億ユーロの寄付金があったと報じられています。
仏石油大手トタルも1億ユーロの寄付を発表しており、世界中の大富豪も相次いで寄付を表明している状態です。
ただ、経済格差が深刻化しているフランスでは寄付金に不満や怒りの声が相次ぎ、貧困層から「貧困や厳しい生活は消えない」「大聖堂も人間も救われるべきだ」などと反発が殺到。反政権デモ「黄色いベスト運動」に合わさる形で抗議デモが行われ、一部が暴徒化する騒ぎに発展しています。
【パリ=竹田佳彦】大規模火災が起きたフランス・パリ中心部のノートルダム寺院(大聖堂)の再建に寄せられる寄付が、論争を巻き起こしている。仏全土では昨年十一月以来、厳しい生活に苦しむ国民による反政権デモ「黄色いベスト運動」が続く。高額寄付を表明した企業に対し、「十分な資金があれば労働者に還元すべきだ」など不満がくすぶる。
フランスのノートルダム大聖堂で起きた大規模な火災から、22日で1週間を迎えます。大聖堂は火災の後に行われた補強工事の結果、倒壊するおそれがほぼなくなったということで、今後、再建に向けた動きが本格化するか注目されます。
フランスのパリ中心部にあるノートルダム大聖堂では、今月15日、大規模
マクロンは金がないといって庶民を狙い撃ちにした増税を行い反感を買っていたところに、教会が焼けただけで一夜にして大金が資本家の懐から湧き出てきたのだから、「金あるじゃねえかよ」と怒りの声が上がるのは当然だろう
ノートルダム高額寄付に怒り=反政府デモ激化もhttps://t.co/OPxRGpCjRR
— 古川 (@furukawa1917) 2019年4月19日
火事になったノートルダム大聖堂の寄付金が8億ユーロ(1000億円)を超えたそうで、「もう一個建てんのか」の声が上がっています。
— みづの (@mizunoman1214) 2019年4月19日
江戸城の天守閣が焼失したとき、ときの幕府は城下の復興を優先して、天守閣は不要だとしたという話を聞いたことあるけど、ノートルダム大聖堂の復興にフランスの企業がこぞって金出してるのに「お前ら普段貧困対策とかには寄付しないくせに」って批判が出てるの見ると、バランス感覚って大事だと思う。
— 織部ゆたか (@iiduna_yutaka) 2019年4月19日
米ディズニー「ノートルダム聖堂が燃えたから5億6千万寄付します!!
」ぼく「よその国の世界遺産に寄付する前に最低賃金で雇ってる自分の従業員の給料上げてやれよ」 pic.twitter.com/U1rBAN2YSK
— 看護メン (@nursemens4321) 2019年4月19日
フランスさん、案の定モメてるね…。https://t.co/eYn5r6ZccB
・マクロン政権「金がない」と言って増税
・中産階級が反発してイエローベスト運動開始、富裕層が納税義務を免れていると批判
・ノートルダム炎上
・富裕層が多額の寄付(金あるじゃん!)
・寄付金は免税対象(税金対策じゃん!)
→今ココ— 岡沢 秋(maat) (@Aki_Okazawa) 2019年4月19日
こんなこと言っても仕方ないんだけどさ、所詮はただの建造物に過ぎないノートルダム聖堂の再建にたった24時間で900億円の寄付が集まるのに、シリア、南スーダン、イエメン、コンゴ、パレスチナ…何年も戦争で苦しんでいる人間のためには寄付が集まらないのを見ると、本当にこの世界は皮肉だなと pic.twitter.com/6rJFETrNXZ
— 原貫太 / フリーランス国際協力師 (@kantahara) 2019年4月19日
なるほど、金持ちがノートルダム大聖堂修復のために寄付すると、実は節税のメリットも結構でかいのか。その分社会保障に回る財源も減るとなると、確かに貧乏人は怒るわな https://t.co/eEuv1tkEOF
— ultraviolet (@raurublock) 2019年4月19日
フランスで「富裕層増税」を巡って黄色いベスト暴動が起きるほど、仏上級国民達は下級国民に金を回さないのに、ノートルダム大聖堂には気前よく寄付したというの。これもまたZOZO前澤友作のお年玉に続き、「金持ちの善意は汚い貧乏人を素通りしてキラキラしてるものに向かう」のが可視化された話だな。
— rei (@rei10830349) 2019年4月18日
いいね!しよう