台風10号(クローサ)が超大型の台風に成長し、そのまま勢力を維持して四国地方や近畿地方に上陸することが分かりました。
8月13日に気象庁が臨時の記者会見を開き、その中で「台風10号は2017年以来の超大型の台風に成長した」とコメント。これから台風10号の上陸が予想されている四国地方や近畿地方、九州地方、中国地方では厳重な警戒をするように呼び掛けています。
また、四国地方の上陸は高潮の時期とも一致していることから、海沿いだと予想以上に大きな波や浸水が発生する恐れがあると注意を促していました。
今回の台風は非常に勢力が大きく、進路からやや距離がある首都圏も大荒れとなる見通しです。移動速度も遅いことから、大雨の長期化にも備えておく必要があると言えるでしょう。
台風10号の接近にともなって、JR九州は、新幹線および在来線で、鹿児島県、宮崎県、それに大分県南部を走る列車について、14日の夕方から運転を見合わせる可能性があると発表しました。JR九州によりますと、詳しい運行状況についてはホームページなどで最新の情報を確認するよう呼びかけています。
気象庁 台風情報
https://www.jma.go.jp/jp/typh/1910.html
台風第10号 (クローサ)
令和元年08月13日12時45分 発表<13日12時の実況>
大きさ 超大型
強さ –
存在地域 種子島の南東約500km
中心位置 北緯 27度30分(27.5度)
東経 135度00分(135.0度)
進行方向、速さ 北西 20km/h(10kt)
中心気圧 965hPa
最大風速 30m/s(60kt)
最大瞬間風速 45m/s(85kt)
25m/s以上の暴風域 全域 330km(180NM)
15m/s以上の強風域 南側 1100km(600NM)
北側 600km(325NM)
【臨時会見】(R1.8.13)本日14時から台風第10号に関する記者会見を行います。台風は超大型で速度が比較的遅いため、影響が長期間に及ぶおそれがあります。台風から離れていても大雨となる可能性があります。(続く) pic.twitter.com/ITOzTdU9By
— 気象庁 (@JMA_kishou) 2019年8月13日
(続き)台風接近前から激しい雨が降り、降り始めからの雨量が多いところで1000ミリを超えるおそれがあります。西日本を中心に、土砂災害、洪水、暴風、高潮等に厳重に警戒してください。自分や大切な人の命を守るため、警報・注意報や #危険度分布 等の最新の情報を確認してください。 pic.twitter.com/Te9mszh5ol
— 気象庁 (@JMA_kishou) 2019年8月13日
【関東南部 急な雷雨に注意】
台風10号の接近によって暖かく湿った空気が流れ込み、今日13日(火)は東京都心を含む関東南部で天気が急変しています。
今夜まで雨雲が流れ込みやすい状態が続きます。雲の間から日差しが届いていても突然の雷雨に注意が必要です。https://t.co/ZsHOjnwpuc pic.twitter.com/MWYjvLC8oG— ウェザーニュース (@wni_jp) 2019年8月13日
【欠航便のお知らせ】
台風接近のため、欠航便が決定いたしました。ご迷惑をおかけしますこと、お詫び申し上げます。ジャンボフェリー(株) pic.twitter.com/CVsT3Blg0L— ジャンボフェリー改め,ニャンコフェリー (@jumbo_ferry) 2019年8月13日
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