9月23日にイギリスの旅行代理店「トーマス・クック・グループ」が破産を申請しました。
トーマス・クックは創業178年の老舗旅行会社で、破産申請をした時点で約15万人の旅行者が居たことから、この人数が丸ごと帰国することが出来ない状態となっています。
この破産申請を受けてイギリス政府は緊急の帰国作戦「マッターホルン作戦」を開始すると発表し、イギリス政府が確保したチャーター機45機を使って、約15万人の旅行者を本国に帰国させると表明。23日だけで64航路を移動する予定で、その本数から一時的にイギリス最大の航空集団ということになっています。
また、トーマス・クックの破綻によって、イギリス国内9000人を含む世界2万2000人の雇用に影響が出る見通しで、経済的な面で悪影響が広がる懸念があるところです。トーマス・クックの提携企業などもあり、これから世界中に破産の影響が出てくることになるかもしれません。
英旅行大手トーマス・クック、破産申請 旅行者15万人の帰国作戦が開始
https://www.bbc.com/japanese/49792020
創業178年の英旅行代理店トーマス・クック・グループは23日、ロンドンの裁判所に破産を申請した。追加の資金調達交渉が合意に達しなかったため。英民間航空局(CAA)は、同社が「直ちに営業を停止した」と発表した。トーマス・クック・グループは、「近代ツーリズムの祖」とも言われる実業家トーマス・クックが19世紀に創業した老舗旅行代理店が母体だった。
旅行会社の代名詞のような存在、トーマス・クックが破たん。海外を旅行中の英国人15万人をどう帰国させるかが課題に。 pic.twitter.com/Gv1JHUMQWs
— ロイター.co.jp (@Reuters_co_jp) 2019年9月24日
マッターホルン作戦(Operation Matterhorn)https://t.co/Oy0IQ4WvcW
旅行代理店トーマス・クックが破綻しかけていて、英国政府・運輸省が乗り出して海外にいる旅行客を本国に帰還させるプロジェクトを実施(作戦名が付いている。平時としては英国最大の本国送還作戦だとか)— ゆきまさかずよし (@Kyukimasa) 2019年9月23日
トーマスクック破綻でイギリスに帰れなくなった旅行者を帰国させるために政府が飛行機チャーターしたりしてるの見ると、日本だったら自己責任で放置だろうなとそっち考えてしまう。「何かあっても現地大使館は冷たい」はもはや常識のようだし。
— cocoiro douce (@cocoirodouce) 2019年9月24日
イギリスの大手旅行会社トーマスクックが倒産して世界中に取り残されてしまった帰宅難民15万人(イギリスでチケット買った人)の帰りの飛行機代はイギリス政府が負担するってかっこよすぎる。
— 🌈BASIL🦔学校の号令なくそう (@basilsauce) 2019年9月23日
破産した旅行代理店のトーマスクック、日本だとヨーロッパ時刻表で有名ですが元々の発祥は1841年に禁酒運動の活動家の足となるチャーター列車を運行する会社として設立されました。1948~1972年の間にはイギリスの鉄道会社と共に国有化された時期もあり、イギリスの鉄道との関係性がありました。 pic.twitter.com/iv7GoTaejN
— 秩父路号🇬🇧 (@chichibugou) 2019年9月24日
Back in 🇸🇬 newsroom after a busy #RWC2019 trip, and @PeterHoskinsTV asks me to follow this big & moving breaking news story🤯
土夜に🇸🇬に戻り昨日はママ業でほぼ休めず、今朝は3時起きのレポーター業。🇬🇧の旅行代理店トーマス・クックが破産というドデカいニュースを任され🧠キャパ限界寸前。 pic.twitter.com/9r01d2eDM6
— Mariko Oi 大井真理子 (@BBCMarikoOi) 2019年9月23日
これがワールド版てるみくらぶか。
60万人の旅行者に影響 英老舗トーマス・クック破産で:日本経済新聞 https://t.co/MK8NZLw9jt
— 係長 (@cakari14) 2019年9月23日
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