台風19号による被害状況が徐々に分かってきました。
NHKによると、これまでに死亡が確認された人数は全国で37人となり、犠牲者数で一番多い場所は福島県の12人、次いで宮城県の6人となっています。行方不明者は17人で、いずれも確定値ではないことから、今後も数が増えることになるでしょう。負傷者は28の府と県で189人で、こちらも増える見込みです。
一方で、河川の決壊や氾濫も範囲が拡大しており、10月13日夕方の時点で堤防が壊れた「決壊」は21河川の24ヶ所、水が堤防を乗り越えた「越水」は142河川。台風が通過した後も上流の雨水などが押し寄せたことから、ギリギリ耐えていた堤防が次々に決壊しています。
また、満潮時刻で海面が上昇し、河川の水が海に中々流れないことで、水位が急上昇している場所もありました。
今後の見通しもかなり厳しい状態で、河川が氾濫した地区だと復旧作業に数週間ほどの時間が必要になると報じられています。
NHKが各地の放送局を通じてまとめたところ、台風19号の影響でこれまでに全国で37人が死亡し、17人が行方不明になっています。
死亡したのは、
▽福島県で12人、
▽宮城県で6人、
▽神奈川県、栃木県、群馬県でそれぞれ4人、
▽埼玉県で2人、
▽岩手県、長野県、茨城県、千葉県、静岡県で1人です。また、福島県や神奈川県など6つの県で17人が行方不明になっています。
このほか、28の府と県で189人がけがをしています。
台風19号による豪雨で川の堤防が壊れる「決壊」が発生したのは、13日の夕方の時点で21河川の24か所に上ることが国土交通省の調査で分かりました。
また、水が堤防を乗り越える「越水」による氾濫は、国や15の都県が管理するのべ142の河川で確認されました。
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