*官邸より
桜を見る会の電子データ問題について、菅官房長官が改めて復元が不可能だと言及しました。
12月12日の記者会見で菅官房長官は「内閣官房の職員は内閣府が運用しているシステムを利用しており、内閣府と同様に復元が不可能だと聞いている」と述べ、紙と電子データをいずれも廃棄し、バックアップ用のデータも一定期間後に削除されていて、復元は不可能だと強調。
内閣官房も内閣府と同じシステムを使っていることから、データが自動削除されたとしています。
政府の説明だと、内閣府の電子データは「シンクライアントシステム」を通してサーバーで一括管理されており、自動的にデータが削除される仕組みになっているとのことです。ただ、シンクライアントシステムではリアルタイムの閲覧情報まで記録され、サーバー管理ならば余程のことをしなければデータの完全削除は出来ません。
表面上はデータが消えているように見えても復元ソフトなどで簡単に直せるため、菅官房長官の説明だと何処まで消したのか疑問が残るところです。更に内閣官房も内閣府と同じシンクライアントシステムだったわけで、同じようにデータは復元できる可能性があると推測されます。
「桜を見る会」をめぐり菅官房長官は午前の記者会見で、安倍総理大臣や菅官房長官などからの推薦を含む、内閣官房の推薦者名簿は会の終了後、招待者名簿と同様に廃棄したと説明するとともに、電子データの復元も不可能だという認識を示しました。
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https://johosokuhou.com/2019/12/02/21597/

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