新型コロナウイルス、政治、経済、地震、放射能、災害などを中心に様々な情報を提供しているサイトです!

株価大暴落なのに円安、悪質なスタグフレーションに突入?ドル円が105円に 株安円安で不気味な動き


世界中の株価が記録的な大暴落となっていますが、その一方で為替市場も異常な値動きが起きています。

リーマンショックや東日本大震災のような変動が起きると、基本的には今まで日本円は急激に買われ、円高方向に動いていました。それがこの数日間で一変し、先週の1ドル101円から1ドル106円まで円が急落。
株安と円安が同時進行している状態となり、市場関係者からは「遂に日本がスタグフレーションに入ろうとしているのかもしれない」というような懸念の声が相次いでいました。

スタグフレーションとは景気停滞を意味する「スタグネーション(Stagnation)」と「インフレーション(Iinflation)」を組み合わせた合成語で、不景気の状態でも物価が下がらずに上昇することです。

不景気で給料が減っているのに、食べ物やガソリンのような物の価値が全般的に跳ね上がるわけで、単純な不景気と比べて極めて危険な状態だと言えるでしょう。
日本においては食料自給率の低さもあり、スタグフレーションが激しくなると、食べ物すら買えない世帯が続出することになるかもしれません。

かつて第一次世界大戦に負けたドイツで食品の価格が跳ね上がって通貨の価値が暴落し、パン1個に数千枚の札束が必要だった時代もありましたが、極端な例だとあんな感じのイメージとなります。
新型コロナウイルスは物流を止めてしまうわけで、この騒動が長引くとスタグフレーションの流れが強まりそうです。

 

ドル円チャート
https://info.finance.yahoo.co.jp/fx/detail/?code=USDJPY

スタグフレーション (スタグフレーション)https://www.smbcnikko.co.jp/terms/japan/su/J0293.html

スタグフレーションとは、景気が後退していく中でインフレーション(インフレ、物価上昇)が同時進行する現象のことをいいます。この名称は、景気停滞を意味する「スタグネーション(Stagnation)」と「インフレーション(Iinflation)」を組み合わせた合成語です。通常、景気の停滞は、需要が落ち込むことからデフレ(物価下落)要因となりますが、原油価格の高騰など、原材料や素材関連の価格上昇などによって不景気の中でも物価が上昇することがあります。これが、スタグフレーションです。景気後退で賃金が上がらないにもかかわらず物価が上昇し、資産価値が減っていくという生活者にとって極めて厳しい経済状況といえます。わが国では、1970年代のオイルショック後にこの状態となっていました。

 

 

この記事が気に入ったら
いいね!しよう
\  SNSでみんなに教えよう! /
\  情報速報ドットコムの最新記事が届きます! /
情報速報ドットコムの最新記事が届きます!