*世田谷
東京都の世田谷区が独自モデルとして、PCR検査の一斉実施を行うために、PCR全自動検査機の導入を検討していることが分かりました。
世田谷区の保坂展人区長によると、世田谷区では児玉龍彦・東京大学先端研名誉教授の提案を参考にして、大規模なPCR検査を一挙に実施する方向で調整を進めており、そのためにPCR全自動検査機の導入を医師会と検討しているとのことです。
今は1日数百件程度のPCR検査数を1000件以上に拡大する方針で、これが実現すれば都内で最大規模のPCR検査が実施することが出来るようになります。
保坂区長は「第二波を許した私達の社会は、『PCRf検査を急拡大する』ことを議論する余地はないと私は考えています。コロナ対策は『検査』を徹底し、『隔離・治療』を行うことで封じ込めていく以外にないのです」とコメントし、独自の世田谷モデルとして引き続きPCR検査の大幅な拡大を目指すとしていました。
おはようございます。今週、大きく話題にしていただいている「世田谷モデル」について、テレビや新聞のインタビューが続きました。7月27日の世田谷区コロナ対策本部の「有識者会議」において、児玉龍彦東京大学先端研名誉教授の提案でした。PCR検査数を一挙に早く大幅に拡大していく内容です。
— 保坂展人 (@hosakanobuto) August 2, 2020
私は検討を指示しました。「体調の異変があり、何日も検査が受けられずに症状が悪化した」ということが起きないように、世田谷区・玉川医師会と共に、コロナ治療にあたる各病院とも念入りな意見交換をしながら、現状は日に300件を実現してきました。午前の受診で午後に検査をする体制も出来ています。
— 保坂展人 (@hosakanobuto) August 2, 2020
4月、PCR検査センターの立ち上げに協力していただき、5月からは「地域外来・検査センター」として集中的に検査を担ってくれた世田谷区医師会の先生方のご尽力によるものです。それでも、検査需要と感染者の急増に検査体制も拡充する必要があります。
— 保坂展人 (@hosakanobuto) August 2, 2020
大量検査の実現のために、PCR全自動検査機の導入を医師会でも検討しています。検査拠点に検査機能を移転することで、検体搬送等の時間が省略され、結果が判明する時間が短縮されます。詳細は、検討中ですが朝日新聞に報道されています。https://t.co/6vMBLo0bFr
— 保坂展人 (@hosakanobuto) August 2, 2020
児玉龍彦名誉教授の「世田谷モデル」には、社会継続に欠かすことの出来ない介護・保育・医療等の現場で働く人々に定期的に検査をしていく「社会的検査」も含まれています。ただし、保育士だけで1万人となる現状を踏まえると、
「プーリング」という方式が大量検査に対応すると言われています。— 保坂展人 (@hosakanobuto) August 2, 2020
「プーリング」では、5検体を一緒にして、100本の検査が出来る全自動検査機で一挙に500人分の検査が可能となります。「陽性者」が5人の中に1人でもいれば、そのグループをひとりづつ再検査して特定するという考え方です。これを用いると500本検査機をまわすと2500人分が可能となります。
— 保坂展人 (@hosakanobuto) August 2, 2020
「第二波」を許した私達の社会は、「PCRf検査を急拡大する」ことを議論する余地はないと私は考えています。コロナ対策は「検査」を徹底し、「隔離・治療」を行うことで封じ込めていく以外にないのです。首相も、都知事も「PCR検査を増やす」と言いながらなぜ、勢いよく増えなかったを考えましょう。
— 保坂展人 (@hosakanobuto) August 2, 2020
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