8月19日に国民民主党が所属議員による会合を開き、賛成多数で立憲民主党との新党結成で正式決定しました。
合流新党に賛成したのは57人で、反対は2票だけだったと発表されています。
平野幹事長は20日中に党の方針を立憲民主党に報告し、今月中にも党を解党して、立憲民主党と新党を結成するとしていました。
立憲民主党との合流を巡っては国民民主党の玉木雄一郎代表が懸念を表明しており、分党で党を分けたほうが良いと提案。現時点で山尾志桜里議員らが玉木雄一郎代表の分党に合流する見通しで、合わせて国民民主党が持っている約50億円の資金の行方にも注目が集まっています。
玉木氏は党資金の扱いについて、「お金をめぐって内ゲバをするようなことがあれば、国民から見放される。そんなことするなら全額国庫に返した方がいい」などとコメントしていることから、全額国庫に返還する可能性もありそうです。
既に150人以上の議員らが新党に集結することが決まっているだけに、今後は資金の取り扱いで議論が交わされることになるでしょう。
国民民主党は、党を解党したうえで立憲民主党との合流新党を結成する方針を決めました。一方で、「分党」を提案した玉木代表は、合流新党には参加しない考えを示し、今後、合流に慎重な議員の対応などをめぐって調整が行われる見通しです。
玉木雄一郎代表は19日の記者会見で、同党が持つとされる約50億円の資金配分について「常識的な範囲で決まっていく。ともに歩んできた仲間なので、別れても円満かつ友好的にやることが大事だ」と語った。
国民民主の党資金50億円の分配「内ゲバなら全額国庫返納」と玉木代表https://t.co/GrX8Bukdk0
国民民主党は議員総会を開き、立憲民主党との合流の方針を固めた。玉木代表は党資金の分配について「お金を巡って内ゲバするようであれば国民から見放される。国庫に返納したほうがマシ」と述べた。 pic.twitter.com/dcN0r78p58
— ニコニコニュース (@nico_nico_news) August 19, 2020
先般立憲民主党は解党することを決定していましたが、本日国民民主党も解党することが確認されました。今後新党を創設し、野党の結集を目指すことになりました。今日の両院議員総会では全員で新党に参加することを確認しましたので、これから皆さんのご意見を伺い判断していきたいと思います。 pic.twitter.com/JDA1HDko1t
— 森本しんじ (@Morimoto_Shinji) August 19, 2020
【立民・国民が合流正式決定 協議難航のワケは?】
病院で検査を受けた安倍首相が公務に復帰。一方、#国民民主党 は両院議員総会をひらき、#立憲民主党 との #合流 を正式決定しました。思い返せば、#民進党 から分かれた2つの党。なぜ “同じ鞘“ に戻るのか? 合流協議が難航したワケは?#news23 pic.twitter.com/juPHvxs9io
— TBS NEWS (@tbs_news) August 19, 2020
パワーアップの合流となるか、政策バラバラの烏合となるか。次の総選挙までそう時間がない中、どんな政策立案や成果を出せるのか。野党共闘はどうするのか。有権者は見ている。
立憲・国民合流のしこり、野党に亀裂 薄氷踏む成就、共闘に暗い影 – 毎日新聞 https://t.co/MEMRhXvS7J
— 吉川慧/Kei Yoshikawa (@dong_po_rou) August 19, 2020
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