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政府の専門家「新型コロナは流行ピークを迎えた可能性がある」「どこまでリスクを許容するか」

*感染症学会
政府の新型コロナウイルス対策分科会の尾身茂会長が新型コロナウイルスの感染ピークは終わった可能性があると言及しました。

長尾会長は8月20日に都内で行われた日本感染症学会のシンポジウムに参加し、「東京や沖縄、大阪などでは医療機関への負荷が大きい状況が続いているが、今の流行は全国的にはだいたいピークに達したというのが私たちの読みだ。今後の推移を注意深く見守っていく必要がある」とコメント。

更に続けて、「医療機関や保健所への支援や接待をともなう飲食店、そうした地域などへの支援が重要なことがみえてきた。国に対して早急にこうした支援ができる体制の確立を求めたい」と述べ、国が飲食店や医療機関に支援を拡大するべきだと提言していました。

長尾会長の見解だと、新型コロナウイルスの感染ピークは8月上旬頃で、これからはそれ以下で推移する可能性があると考えているようです。

また、同じく分科会のメンバーである東北大学の押谷仁教授も「最新の発症日別のデータからは全国的に7月下旬から8月はじめごろにかけて山があったようにみえるが死亡者数が徐々に増えていることもあり、慎重に見極めが必要だ」と発言し、今後の感染者推移を慎重に分析するとしていました。

政府系の専門家は方向性がほぼ一致していると言え、7月下旬から8月上旬頃をピークとして、現在は減少傾向に入っていると見ているようです。

ただし、時期的に学校が夏休み期間に突入した時期と同じことから、夏休みで一時的に感染者が減っただけとも指摘する声があり、政府系の専門家がこのような情報を流すことで、国民の気の緩みを誘発するリスクがあります。
現時点で流行ピークに言及したのは時期尚早で、これを公の場で言ってしまうのはあまりにも専門家として危機意識が薄いです。

 

日本感染症学会 尾身会長「流行はピークに達したとみられる」
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20200820/k10012576501000.html?utm_int=all_side_ranking-social_001

東京で開かれている日本感染症学会で政府の新型コロナウイルス対策分科会の尾身茂会長が講演を行い、現在の流行について「今後の推移に注意が必要だが、全国的にはだいたいピークに達したとみられる」とする見解を示しました。

 

 

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