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「新型コロナウイルスで事実上の空気感染を確認」と米CDC 予想以上に強い感染力とガイダンス改訂


*CDC
アメリカのCDC(疾病対策センター)が公式ガイダンスを改訂し、新型コロナウイルスは事実上の空気感染を引き起こすとの記述を追加しました。

CDCによると、今まで「接触や感染者のせき、くしゃみ、発話によって飛び散る飛沫を通じて感染する」と記載していた新型コロナウイルスのガイダンスは間違っていたとして、「せきやくしゃみ、発話、呼吸をした際に発生する空気中の飛沫や微粒子を通じて拡散する」というような記載に変更したとのことです。

これまでの調査から呼吸や簡単な会話でも新型コロナウイルスを含んだ粒子が遠くに移動する場合があり、それが空気感染に相当する感染力を生み出していると指摘。
飛沫や微粒子を飛ばす行為が全て感染を誘発する恐れがあるとして、CDCがガイダンスの改訂を決定することになりました。

アメリカではトランプ大統領が今年2月の段階で「新型コロナウイルスの空気感染を知っていた」などと語っていた音声データが公開されて問題になっていましたが、改めてそれを裏付ける形になったと言えるでしょう。

ちなみに、日本やWHO(世界保健機関)はまだ空気感染を認めておらず、これから世界各地の機関でもガイダンスの見直しが行われることになるかもしれません。

 

新型コロナウイルスは空気感染する 米CDCが確認
https://www.cnn.co.jp/usa/35159860.html

(CNN) 米疾病対策センター(CDC)が公式サイトに掲載しているガイダンスを改訂し、コロナウイルスは一般的に、呼吸などによって空気中に漂う飛沫(ひまつ)や微粒子を通じて拡散し得ると指摘した。「新型コロナウイルスを含む空気感染性ウイルスは特に感染力が強く、簡単に拡散する」としている。

 

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