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総額106兆円の第3次補正予算案を提出へ 野党の組み替え要求は拒否、Gotoトラベルの1兆円を維持 一律給付金などの支援無し


政府が1月18日に招集される通常国会に第三次補正予算案を提出することになりました。

今回の補正予算案は総額で106兆円6097億円となり、過去最大規模となっています。
主に新型コロナウイルス対策や経済支援用の予算が大半で、Gotoトラベルへの追加予算として1兆311億円も盛り込まれました。

野党からは予算案の組み替え要求があり、Gotoトラベルのような予算をカットするように求めていましたが、政府はこの組み替え要求を拒否。
予定通りにGotoトラベルを含め、第三次補正予算案を通常国会で可決・成立させるとしています。

主な予算としては中小企業への設備投資補助金で1兆1485億円、医療体制を強化するための「緊急包括支援交付金」で1兆3011億円、企業への追加貸付、インフラの老朽化対策費用などがありました。

一方で、国民から最も要望が多かった一律給付金は含まれず、個人への支援は持続化給付金や緊急小口貸付金(20万円上限)などに限定され、全体としての数字はかなり小さかったです。

 

政府 コロナ対策盛り込んだ新年度予算案と3次補正予算案提出へ
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20210118/k10012819761000.html?utm_int=all_side_ranking-social_001

政府は18日召集される通常国会に、新型コロナウイルス対策などを盛り込んだ一般会計の総額が過去最大の106兆6097億円となる新年度・令和3年度予算案と、今年度の第3次補正予算案を提出し、早期の成立を図る方針です。
国の新年度予算案は、社会保障費の増加や新型コロナウイルスの対応策などによって、一般会計の総額が106兆6097億円と、今年度の当初予算を4兆円近く上回り、過去最大となりました。

野党が補正組み替え要求 トラベル予算「認めず」
https://www.tokyo-np.co.jp/article/79415/

立憲民主党の安住淳国対委員長は12日、自民党の森山裕国対委員長と国会内で会談し、政府の観光支援事業「Go To トラベル」の費用1兆311億円を盛り込んだ2020年度第3次補正予算案を組み替えるよう求めた。森山氏は持ち帰った。安住氏は「新型コロナウイルス禍のお金の使い方を間違えている。この予算は認められない」と記者団に強調した。

 

 

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