*BBC
イギリスで新型コロナウイルスのさらなる変異株が確認されました。
イギリスのイングランド公衆衛生庁によると、従来の変異株がまた変化し、南アフリカやブラジルで確認された強いタイプの変異株(E484K変異)と類似するような特徴があったとのことです。
今までのイギリス変異株は単純に感染力が強まったタイプでしたが、南アフリカの変異株だと感染力の強化に加えて、構造が大きく変化したことで一部のワクチンは効果が弱くなるとも報告されています。
新型コロナウイルスのスパイク(突起)部分が変異しことで感染力を含め、様々な能力が変わった恐れもあるとして、当局は厳重警戒を呼び掛けていました。
現時点でワクチンや治療薬への影響は不明となっていますが、イギリスの変異株も同じようなタイプならば、今後のワクチン接種に大きな影響を与えるかもしれません。
UK finds more coronavirus cases with ‘concerning’ mutations
https://www.bbc.com/news/health-55900625
Public Health England is investigating cases of coronavirus with ‘worrying’ new genetic changes that have been found in some regions of the UK.
Tests show they have a mutation, called E484K, that is already seen in the South Africa variant.
Although this change may reduce vaccine effectiveness, the current ones in use should still work, say experts.
There have been 11 cases in Bristol and a cluster of 32 cases in Liverpool.
Urgent testing for the South Africa variant is already starting in parts of England and could be rolled out to other areas seeing different variants with the same E484K mutation.
Scientists working with Public Health England found a small number of cases of the UK ‘Kent’ variant with the E484K mutation – it was seen in 11 out of 214,159 samples that they tested, and predominantly from the South West of England.
【英型変異がさらに変異…南ア型の特徴に】https://t.co/5kOoYeOlwy
イギリスで急速に広がった新型コロナの変異ウイルスがさらに変異を起こし、南アフリカで見つかったものと同じような型になっているウイルスが見つかったことが分かりました。 pic.twitter.com/yRyyp6G1mL
— 日テレNEWS / 日本テレビのニュース・速報 (@news24ntv) February 3, 2021
How new variant B.1.1.7 spread across England and London pic.twitter.com/JMSVfgSobm
— Theo Sanderson (@theosanderson) January 9, 2021
コロナの変異株と免疫・ワクチンについて基礎から最新の知見まで、なるべく平易な言葉で講演した動画です。基礎から説明し、変異株が見つかった経緯から、3つの主要な変異株の特徴を解説、ワクチンとの関連を論じて、最後に一部の感染者がどうして重症化するかを解説https://t.co/dO4rxdtkqW
— Masahiro Ono 小野 昌弘 (@masahirono) January 31, 2021
イギリスのKing’s Collegeの研究者による症状データの最新の分析
COVID-19の症状のタイプ、重症度、症状持続期間において、B.1.1.7コロナウイルス変異株によって引き起こされた疾患に、旧型との有意な差はないことが示されている。https://t.co/uxubjNWeUc
— Takayuki Miyazawa (@takavet1) February 3, 2021
●簡単な系統樹でみるSARS-CoV-2の変異株出現と急速な拡大
→日経新聞に素晴らしく分かり易いまとめがありました。
現在世界で流行しているのは12株
RBD領域変異等で問題になっている株はイギリス、ブラジル、南ア変異株の3株です。— influenzer (@influenzer3) February 4, 2021
現在、日本全国で従来株は減っているように見えます。一方でイギリス全土でB117変異株がどのように広がったのかを示す動画です。イギリスは世界で最も多くゲノム解析を行なっている国です。日本ももう少し様子を見て行かないと、と思います。 https://t.co/cbhFdIEp0e
— 青木正美 (@aokima33) January 30, 2021
イタリアのある村でイギリス変異株のクラスターが大発生したとの報告。
140人の陽性者中60%がマスクを着用していたのに小学生と幼稚園児で、順番に家族に感染しています。 家庭では4人中3人が新型コロナに感染しています。
イギリス変異株は感染力が遥かに強くさらに厳しい予防措置を必要です。 https://t.co/K3wDfK0QXZ— chocolat viennois ☕ (@la_neige_haruki) February 4, 2021
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