*川淵三郎氏
辞意を固めた東京オリンピック・パラリンピック大会組織委員会の森喜朗会長の後任として最有力視されている日本サッカー協会の川淵三郎氏ですが、早くもネット上では荒れ気味となっています。
問題となっているのは川淵三郎氏が右派系の月刊「Hanada」を愛読書と公言していたことで、Hanadaにはかなり極端な政治思想が記載されていることもあって、川淵氏の人物像に疑問を投げ掛ける声が相次いでいました。
川淵氏は他にも体罰を容認するような趣旨の発言をしており、このような過去の発言などで会長に就任する前の段階から賛否両論が飛び交っていました。
一方で、朝日新聞の報道だと11日の取材コメントで就任に前向きな姿勢を示し、川淵氏は会長職を引き継ぐ方向で調整しているとのことです。
森会長の問題発言以前から大荒れになっていた東京オリンピックだけに、川淵氏がシッカリと大役をこなせるのかに注目が集まっています。
川淵三郎氏、就任前向き 旧知の森氏に涙流し「気の毒」
https://www.asahi.com/articles/ASP2C5RZRP2CUTIL01Y.html
【速報】森会長 辞任の意向伝える 後任は川淵氏で調整
東京五輪組織委の森喜朗会長が辞任する意向を固め、複数の政府与党幹部に伝えました。また、後任には日本サッカー協会相談役の川淵三郎氏を充てる方向で調整が進められていることもわかりました。
— TBS NEWS (@tbs_news) February 11, 2021
何もわかってないのかもしれない。
『川淵氏は森氏に会うなり「お気の毒に」と涙を流したという』https://t.co/EG1qAcl4MD
— 望月優大 (@hirokim21) February 11, 2021
辞任する森会長(83)の後任を川淵三郎氏(84)で調整中との報道。
また高齢男性なのも疑問ですが、あの月刊「Hanada」を愛読書と公言する人間性にも疑問。
五輪組織委員会は、何が問題だったのか、まったく理解していないのでは? pic.twitter.com/zfBDd67UuS
— Masahiro Yamamoto🌘映像ディレクター (@masa_rhythm) February 11, 2021
森氏が辞任の意向という報道が出ているが、後任候補として名が挙がっているのは川淵三郎氏だという。「何が何でも東京五輪は予定通り開催」論者で、月刊Hanadaの愛読者。何のことはない、「森喜朗的な秩序」のスペアタイヤのような人物。組織委はここで山口香氏を登用する見識もない組織だということ。 pic.twitter.com/kCvK5w0tA3
— 山崎 雅弘 (@mas__yamazaki) February 11, 2021
川淵三郎氏については、読売グループならびに渡辺恒雄氏による不当な圧力からJリーグの独立を守り抜いた往年の功績を思って、これまで長い間、耳にはいってくるあれこれの悪評を見逃してさしあげていた。ただ、五輪組織委の会長におさまるのであれば、もはや甘い顔はできないと思っています。
— 小田嶋隆 (@tako_ashi) February 11, 2021
川淵三郎氏は、東京五輪「選手村」の村長さんだったそうですが、「国民の安心安全を願っている」と言うのなら、一時的にでもコロナ感染者の療養先として選手村を解放するよう動いてほしかったです。
少なくとも 自宅死、家庭内感染の恐怖からは守られたと思います。— 毬谷友子🐳 (@mariyatomoko) February 11, 2021
あと気になるのは、「川淵三郎氏で調整」とあるけど、“誰が”調整しているか。そこがブラックボックスすぎるのよ。
そこか明示されないから、問題が起こったときに責任の所在が明確にならない。それがいかにマズいことかって、太平洋戦争への道筋からも学んだはずではなかったの?
— 乙武 洋匡 (@h_ototake) February 11, 2021
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