新型コロナウイルスの新たな変異株「オミクロン株」の報告が世界各地で増えています。
12月22日の時点でオミクロン株の感染者が確認された国と地域は世界106ヶ国となり、この2週間で数倍に跳ね上がりました。
欧米諸国だとデルタ株から急速に置き換わりが進んでいる状態で、WHO(世界保健機関)もデルタ株以上の感染速度だとして世界中に注意を促しています。
また、入院患者や死亡者数の報告も徐々に増えている傾向が見られ、一部で言われているような重症化率が低いとの情報にも疑問を感じるところです。
Microsoftの創業者であるビル・ゲイツ氏は自身のツイッターで「オミクロン株ほど速やかに感染拡大したウイルスは人類史上、他に例がない」と述べ、史上最悪のウイリスだと指摘。
人類は最も困難な状況に直面しているとして、これから厳しい戦いになるだろうと語っていました。
実際にオミクロン株の驚異的な感染力は尋常ではなく、重症化率がデルタ株の半分だとしてもその危険性は変わりません。
新型コロナウイルス感染者統計 世界
https://www.worldometers.info/coronavirus/
「オミクロン株」106の国と地域で確認 欧州各国で新たな対策
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20211222/k10013398541000.html
新型コロナウイルスの変異ウイルス、オミクロン株が確認された国と地域の数は、100を超え、感染が拡大しているヨーロッパでは各国が新たな対策に乗り出しています。
WHO=世界保健機関は21日、オミクロン株の感染者が106の国と地域で確認されたと発表し、「デルタ株よりも速く感染が拡大している」と警戒を呼びかけました。
オミクロン株の感染拡大は人類史上最速=ビル・ゲイツ
https://jp.sputniknews.com/20211222/9835198.html
Microsoftの創設者、ビル・ゲイツ氏は新型コロナウイルスの新たな変異株「オミクロン株」が登場し、人類は最も困難な状況に直面しているとしながらも、2022年内にパンデミックが終了する可能性は残されていると表明した。
【オミクロン株 国内初の市中感染か】https://t.co/eqiH6RHQRh
新型コロナウイルスのオミクロン株をめぐり、海外渡航歴がなく、感染経路が不明の感染者が確認されました。国内で初めての市中感染とみられます。 pic.twitter.com/s0iBZZyDfe
— 日テレNEWS (@news24ntv) December 22, 2021
すごいグラフだな……
わずか2%程度だったアメリカでのオミクロンの割合が、わずか2週間で73%にまで跳ね上がっている……
とんでもないスピードでデルタを駆逐している…… pic.twitter.com/flKBdD1h7f
— 知念実希人 小説家・医師 (@MIKITO_777) December 21, 2021
【警戒を!】
オミクロン震源地であるハウテン地域で、残念ながら明らかに入院・死亡が増えてきています。『オミクロンは弱毒化して安全』というのは、やはり間違っています。
いくらか弱毒化していても、伝播性が高く極めて危険なウイルスです。
国内流行をできる限り遅らせる必要があります。 pic.twitter.com/eU4VQP87o0— 知念実希人 小説家・医師 (@MIKITO_777) December 16, 2021
🇺🇸オミクロン急増
・CDCによるとコロナ感染の推計
・12/12-18の感染は73%がオミクロン
・デルタから急速に置き換わり
・1日あたりのコロナ感染は10万人台前半で増加傾向
・重症率は低いとされるが、入院患者も増加中 pic.twitter.com/DMfEM3eCz3— 後藤達也(日本経済新聞) (@goto_nikkei) December 21, 2021
本日、大阪府のゲノム解析結果により、3名の方(ご家族)のオミクロン株の陽性が判明しました。海外渡航歴や接触歴がなく、感染経路不明ですので、市中感染です。保健所による囲い込みを行いますが、府民の皆様におかれましては、既に市中感染があるという前提で、基本的感染対策の徹底をお願いします。
— 吉村洋文(大阪府知事) (@hiroyoshimura) December 22, 2021
遂にオミクロン株の市中感染が確認されました。肝心の水際対策である空港検疫において、自民党政府が何度野党に求められてもPCRに戻そうとせず、感度の低い抗原検査に拘泥して穴だらけのまま放置し、挙句の果てには3割も「すり抜け」を引き起こしていた点からも、防げなかったのは当然の帰結です。
— 異邦人 (@Narodovlastiye) December 22, 2021
WHOは18日オミクロン株について「市中感染が広がる地域では1日半から3日で倍増している」と明らかにしました。英国や南アフリカの状況を見ると納得します。日本でも入院を要する患者さんが一気に増える可能性があります。これまでの感染対策の継続は勿論、3回目のワクチン接種も有効のようです。
— 国立国際医療研究センター(NCGM) (@NCGM1868) December 21, 2021
今後、海外ではオミクロン変異体が優勢になると思われます。オミクロン株を水際(入国時検疫)で完璧に防ぐことはできません。水際対策ではあくまでもオミクロン変異体の流入を減らし、流行の波を遅らせるということしかできません。岸田総理はまずこの点を国民に説明することが必要だと思います。1/5
— Takayuki Miyazawa (@takavet1) December 22, 2021
市中感染が始まったと考えられます。
まだ感染リスクはそこまで高くはないですが、あっという間に増えるウイルスです。
ワクチン2回接種で重症化は防げると考えられていますが、感染する可能性は高いのでご注意ください。
基本的な感染対策を今一度。 https://t.co/tk6UTtdZYO
— 手を洗う救急医Taka「みんなで知ろう! 新型コロナワクチンとHPVワクチンの大切な話」2刷決定 (@mph_for_doctors) December 22, 2021
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