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岸田首相「日本人の月面着陸を2020年代に実現する!」 政府の宇宙基本計画に盛り込む


*官邸
岸田文雄首相が2020年代に日本人の月面着陸を成功させると表明しました。

12月28日に行われた宇宙開発戦略本部で岸田首相は、「早期に実証衛星を打ち上げることを念頭に、我が国が先行して獲得できるよう取り組んでまいります。月において有人活動などを行うアルテミス計画を推進し、2020年代後半には、日本人宇宙飛行士の月面着陸の実現を図ってまいります」と述べ、アルテミス計画として2020年代の後半には日本人宇宙飛行士の月面着陸を実施すると宣言。
合わせてアメリカとオーストラリア、インドの4か国で宇宙分野における協力を進め、カーボンニュートラルに貢献する宇宙太陽光発電などの開発を推進するとコメントしていました。

有人での月面着陸はアメリカがアポロ計画で成功させましたが、それから費用対効果の影響もあって、どこの国も行っていません。
日本人宇宙飛行士の月面着陸が成功すればアメリカに次ぐ2例目となり、歴史的な偉業として残ることになりそうです。

一方で、月面着陸には数兆円規模の予算が必要で、その費用をどうするのかという問題が浮上することになるでしょう。

 

「月面着陸、2020年代後半に実現」 首相が改めて表明
https://www.sankei.com/article/20211228-34HZQKPFUFNXRDY2TM4INEBCEM/

政府は28日、宇宙開発戦略本部(本部長・岸田文雄首相)の会合を開き、出席した岸田首相は「2020年代後半に日本人宇宙飛行士による月面着陸の実現を図る」と改めて表明した。政府は既にこの方針を盛り込んだ宇宙基本計画の工程表をまとめており、会合で正式に改定する。

 

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