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福島第一原発の汚染水タンク、今年秋にも満杯の見通し 来年春を目処に処理水を海洋放出へ トリチウム以外の核種検出も


*東京電力
東京電力は福島第一原発の汚染水タンクについて、2020年秋にも満杯になる見通しだと発表しています。

福島第一原発では大量の汚染水を浄化装置ALPS(多核種除去設備)でろ過して、汚染水タンクに貯蔵していますが、10年近く続いた処理作業によって膨大な量が貯まり、政府と東電は来年春にも海に薄めて放出するとしていました。
この海洋放出を巡っては海外や国際機関からも懸念が表明されていますが、東電は「政府の基準以下に薄めて放出するから問題なし」として予定通りに作業を準備しています。

一方で、汚染水の浄化装置であるALPSは問題が多発し、汚染水に含まれている60種類以上の放射性物質を全て除去することが出来るわけではありません。
世間的に知られているトリチウム以外にも大なり小なりの放射性物質が含まれ、専門家からは海洋放出による長期的な汚染を懸念する声も多いです。

 

汚染水に含まれている核種

福島第一原発の「処理水放出」 国内外の理解得られるかが課題
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20220103/k10013412891000.html?utm_int=all_side_ranking-social_002

福島第一原子力発電所では、事故で溶け落ちた核燃料の冷却などの末に残るトリチウムなどの放射性物質を含む処理水がたまり、ことしの秋以降には満杯になる見通しです。
東京電力は国の方針に従い、基準以下の濃度に薄めたうえで来年春ごろから海に流したい考えですが、処理水の放出は国内外から懸念が示されていて、地元をはじめ、関係者の理解を得られるかが課題です。

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