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経団連の十倉会長「(円安は)大騒ぎすることではない」「輸出企業は恩恵を受けている」


*経団連
経団連のの十倉雅和会長が定例記者会見で言い放った言葉が波紋を呼んでいます。

問題の発言は4月4日の定例記者会見で、最近の為替相場に触れた場面で飛び出てきました。
円安傾向が加速していることについて十倉雅和会長は「今の段階で大騒ぎすることではなく、安定的な推移が大事だ」などと述べ、恩恵を受けている輸出企業が多いと発言。

現時点で物価高が加速するスタグフレーションの懸念は必要ないとして、今の水準の円安は許容範囲内だと強調していました。

この発言が東京新聞に掲載されるとネット上で話題になり、「庶民の暮らしをわかってない」「輸入企業はダメージを受けている」「輸出だけで成り立っていない」というような批判意見が飛び交い、ツイッターでも話題の上位に浮上しています。

実際に日本は輸出企業よりも輸入企業のほうが多い内需立国となっているわけで、輸入を軽視している経団連の姿勢は違和感があるところです。

 

円安「大騒ぎ必要ない」 経団連の十倉会長
https://www.tokyo-np.co.jp/article/169733

経団連の十倉雅和会長は4日の定例記者会見で、最近の為替相場の円安傾向に「今の段階で大騒ぎすることではなく、安定的な推移が大事だ」と述べた。円安は輸入物価の押し上げ要因となるが、現時点では景気後退と物価高が同時に進むスタグフレーションのリスクを懸念する必要はないとの考えを示した。
十倉氏は、円安によりエネルギー資源を海外から調達する企業の収益が圧迫される一方、輸出企業は恩恵を受けていると指摘。「『良い円安』と『悪い円安』は短期的に判断するものではない」と語った。

 

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