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明治用水の大規模な漏水、やっと農業用水が一部で再開へ 工業優先の理由は謎のまま 農業軽視との批判も


*明治用水
愛知県豊田市の取水施設「明治用水頭首工」で発生した大規模漏水について、県は一部の地域で農業用水の供給を条件付きで再開したと明らかにしました。

農業用水の供給が始まったのは愛知県の安城市、刈谷市、高浜市、碧南市の一部の地域で、4つのエリアに分けて1日おきに給水と断水を行うとのことです。
1つのエリアだと給水を受けた後に3日間ほど断水する形で、まだしばらくは水不足の影響で不安定な供給体制が続くとされています。

一方で、未だに大規模な漏水を引き起こした海中の大穴は塞がっておらず、農家の被害も深刻で今年夏の収穫に影響が出るかもしれないと言われているほどです。
また、対応初期に工業優先とされた理由は不明のままで、農業軽視との批判も高まっています。
利益率の高い自動車産業などが優遇されたとの指摘があるほどで、農業用水が後回しにされた経緯は後で問題視されることになるかもしれません。

 

↓頭首工現地写真


 

農業用水の供給再開 4ブロック順番に―愛知
https://www.jiji.com/jc/article?k=2022053000468&g=eco

愛知県豊田市の取水施設「明治用水頭首工」で大規模漏水が発生した問題で、用水を管理する土地改良区は30日、安城市や刈谷市などの一部農地への給水を再開した。給水が止まった地域を4ブロックに分け、1日ごとに順番に給水する。

やっと供給、満たされない心 明治用水、農業用を試験通水
https://www.jiji.com/jc/article?k=2022053000468&g=eco

 愛知県の矢作川から農工業用水を引き込む堰(せき)の施設「明治用水頭首工(とうしゅこう)」(同県豊田市)で大規模な漏水が起きた問題で、利用できなくなっていた農業用水の試験的な供給が二十五日、同県西三河地方の一部で始まった。乾いた農地が八日ぶりにようやく潤ったが、時間や水量も限定的で、農家の不安は残ったままだ。 (服部桃、角野峻也、神谷慶)

 

 

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