ロシアのドル建て国債が100年ぶりに事実上のデフォルト(債務不履行)と認定されることになりました。
ロイター通信や時事通信社の記事によると、クレジット・デリバティブ決定委員会は6月1日にロシアのドル建て国債で利払いの不履行が発生したとの判断を示し、外債建ての債務としては約1世紀ぶりのデフォルト認定になったとのことです。
ロシア政府は4月4日が支払期日だったドル建て国債を5月上旬に支払いましたが、期日を越えた分の利息約190万ドル(約2億5000万円)を支払っておらず、これがデフォルトに認定された形となっています。
デフォルトが確定すると国際的な信用が大幅に無くなり、様々な機関からの資金調達が困難になりますが、すでに西側諸国の経済制裁によってロシアは資金調達が難しくなっていることから、良くも悪くも劇的に状況が変わることは無さそうです。
ロシアの利払い「不履行」 ドル建て国債で認定―金融団体
https://www.jiji.com/jc/article?k=2022060200061&g=int
【ロンドン時事】主要な金融機関などで構成する国際団体「クレジット・デリバティブ決定委員会」は1日、ロシアが発行したドル建て国債について、利払いの「不履行」が発生したと認定した。市場からは事実上の債務不履行(デフォルト)と見なされる可能性が高い。
ロシアのドル建て国債の利払い「不履行」――。世界の主要金融機関で構成するクレジットデリバティブ決定委員会が1日、判断を示しました。事実上、デフォルト(債務不履行)となる見通しです。https://t.co/GCGLNqmgnb
— 日本経済新聞 電子版(日経電子版) (@nikkei) June 1, 2022
「デフォルト」相次ぐおそれ ロシア国債の利払い不履行 影響は https://t.co/xyVpzjbXHe
— 朝日新聞(asahi shimbun) (@asahi) June 2, 2022
【ロシア国債「支払い不履行」認定】https://t.co/YpNptIe5FU
デリバティブ(金融派生商品)を扱う世界の大手金融機関で作るクレジット・デリバティブ決定委員会は1日、ロシア国債が「支払い不履行」に当たると認定。これにより市場から事実上、デフォルト(債務不履行)と見なされる可能性が高い。
— Yahoo!ニュース (@YahooNewsTopics) June 1, 2022
ロシアが制裁で音を上げて戦争を止めるという方向に行くのか、それとも強権を発動して、国家総動員令のような形で国民を窮乏させてでも戦争を継続するのか、という段階に入ってきた。
(日経Think!にも少し長い書き込みを投稿しました)#日経Thinkhttps://t.co/aj1mU8ltel— Kazuto Suzuki (@KS_1013) June 1, 2022
【ロシア国債「支払い不履行」と認定】
……デフォルト(債務不履行)じゃないのに騒ぎすぎ。
ブルームバーグ(経済専門通信社)は、今年ロシアはエネルギー輸出から20%多くの収入と書いてるし、金属輸出を考慮すると3,000億ドル。
これは経済制裁で凍結された資金に相当し、超儲かっているよ。
— コード・アリス(Code_Alice🇯🇵) (@AIs_of_Dragoon) June 1, 2022
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