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ロシアがザポロジエ原発を要塞化、ウクライナ軍は南部奪還に向け大攻勢準備へ 東部地域の激戦続く 両軍ともに砲撃戦


今年2月から戦争が始まったウクライナの戦況は膠着状態となっています。

ロシア軍が先月末に東部の要所を陥落してからは撤退したウクライナ軍の再編成が行われており、ロシア軍も兵士不足で身動きができない状態が継続。
両軍共にミサイルやロケット砲、自走砲のような長距離兵器を使って撃ち合う砲撃戦がメインで、市街地も巻き込んで多数の砲弾が飛び交っています。

ウクライナ軍は南部地域の黒海沿岸を目指して大規模な攻勢を準備していると見られ、ロイター通信は最大100万人の部隊を動員すると報道していました。
南部へルソン州への砲撃も強まっていることから、今月中にもウクライナ軍の攻勢が始まることになりそうです。

一方で、ロシア軍もウクライナの動きを察知して、ウクライナ南部にある欧州最大級のザポロジエ原発を軍事要塞化することで防衛能力を向上させています。
原発周囲が要塞化されていることで、ウクライナ軍も攻撃し難い拠点となり、今後のウクライナ軍の南部攻勢で大きな障害になるのではないかと言われているところです。

 

↓防衛省の戦況分析

ウクライナ、ロシア軍の弾薬庫破壊 南部奪還に向け大規模攻勢へ
https://jp.reuters.com/article/ukraine-crisis-idJPKBN2ON20J?feedType=RSS&feedName=special20

[キーウ 12日 ロイター] – ウクライナ軍は12日、南部へルソン州のロシア占領下にある町ノバカホフカのロシア軍と弾薬庫を11日深夜に長距離ロケット砲で攻撃したと発表した。ウクライナ側は数十万人の兵士を動員した反撃で、この地域の奪還を計画している。

ロシア、ザポロジエ原発軍事化 ウクライナ反攻を困難に
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOCB1235X0S2A710C2000000/

【キーウ=共同】ウクライナ南部にある欧州最大級のザポロジエ原発を占領中のロシア軍が軍事基地化していることが11日までに分かった。米紙ウォール・ストリート・ジャーナル(電子版)が伝えた。原発を基地化することで、ウクライナ側の反攻を困難にする狙いがあるとみられる。

ザポロジエ原発は3月以降、ロシア軍の占領下にある。ドニエプル川沿いに位置し、対岸のニコポリからウクライナ側が監視している。

 

 

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