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名蓋川の堤防が決壊、宮城県大崎市で緊急安全確保が発令!仙台市の10万6000世帯余に避難指示!


*宮城県河川情報
東北地方の太平洋側で記録的な豪雨を観測し、宮城県の各地で冠水や浸水、更には河川の堤防決壊が報告されています。

宮城県大崎市は名蓋川の決壊を受けて「緊急安全確保」を発令し、住民らに命を守るように呼び掛けました。名蓋川の決壊で市街地の各地にも水が流れ込み、広い範囲が浸水するなどの被害を受けています。
また、仙台市でも10万6000世帯を対象にして避難指示が発表され、大雨で土砂災害の発生確率が高まっているとして住民に避難行動を促しています。

気象庁によると、東北地方の大雨はピークが過ぎたと見られていますが、7月17日までの24時間で近畿地方や東海地方が150ミリ、東北地方や北海道地方で120ミリの雨量が予想され、今後もしばらくは大雨に注意が必要になるとのことです。
局地的な雷雨や竜巻(突風)の発生も予想されるとして、全国的に大雨注意情報が出ています。

 

大雨と雷及び突風に関する全般気象情報 第7号
https://www.jma.go.jp/bosai/information/#area_type=japan&info_id=20220715200830_0_VPZJ50_010000&format=text&area_code=010000


[防災事項]
<大雨・雷・突風>
東北地方では非常に激しい雨や激しい雨の降っている所があり、土砂災害や浸水害、洪水害の危険度が非常に高まっている所があります。
西日本では16日は、東日本から北日本では17日にかけて、雷を伴って非常に激しい雨や激しい雨が降り、大雨となる所があるでしょう。
17日6時までの24時間に予想される雨量は、多い所で、
近畿地方、東海地方             150ミリ
東北地方、北海道地方            120ミリ
九州南部、関東甲信地方           100ミリ
四国地方、中国地方、北陸地方         80ミリ
その後、18日6時までの24時間に予想される雨量は、多い所で、
北海道地方            100から150ミリ
北陸地方、関東甲信地方、東北地方  50から100ミリ
東海地方                およそ50ミリ
の見込みです。

仙台 10万6000世帯余に避難指示 市内の土砂災害警戒区域
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20220716/k10013720701000.html

仙台市は大雨により土砂災害のおそれが高まったとして、午前8時すぎ、市内の土砂災害警戒区域にあたる10万6000世帯余りに避難指示を出しました。

内訳は
▽宮城総合支所管内を除く青葉区の5万2869世帯、9万7460人と
▽宮城野区の1万462世帯、2万1640人、
それに
▽泉区の4万3544世帯、9万1132人です。

「避難指示」は5段階の警戒レベルのうち警戒レベル4の情報で、市は危険な場所から全員避難するよう呼びかけています。

 

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