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ウクライナ軍の南部ヘルソン攻勢は揺動作戦か ハルキウで50キロも進撃!装甲車両計3000両以上を損失と試算 ロシアが北朝鮮からも砲弾購入


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ウクライナの戦況が大きく動いています。
ウクライナ軍は9月に入ってから開始した反攻作戦で東部地域の重要拠点であるイジュームを攻略したと発表。ウクライナ北東部ハルキウ州におけるウクライナ軍は2日で50キロも進撃しており、ロシア側は一気に戦線を後退させることになりました。

ロシア軍が一気に後退した理由は主力部隊を南部ヘルソン地域に集中していたからだと見られ、手薄だったイジュームの背後をウクライナ軍が奇襲する形で攻撃したことによって、予想外の攻撃で一気にロシア軍の戦線が崩壊したと分析されています。
実は8月頃からウクライナ南部ヘルソンでウクライナ軍の攻撃回数が増え、ロシアもウクライナ軍の大攻勢を警戒して南部に主力部隊を集結させていました。

この南部におけるウクライナ軍の攻撃こそが大きな陽動作戦だった可能性が高く、ウクライナ軍が東部地域に虎の子の機甲部隊(戦車部隊)をかき集めて投入した結果、専門家ですら予想していなかったロシア軍の崩壊が起きてしまったと考えることが出来そうです。

ロシア軍はウクライナ戦争で装甲車両3000両以上を失っていると報告されていましたが、今回の大敗北によってその損失は更に増えることになるでしょう。

北朝鮮からも砲弾数百万発を購入するほどに困窮しているロシア軍、先日に極東地域で行われた大規模な軍事演習も旧式な装備が目立ち、いよいよロシア軍全体の物資や弾薬不足が顕著になってきたと言えます。

 

ロシア、北朝鮮から数百万発の砲弾購入か 米当局者が見解
https://jp.reuters.com/article/ukraine-crisis-russia-northkorea-idJPKBN2Q708W

[ワシントン 6日 ロイター] – 米ホワイトハウスは6日、ロシアが北朝鮮から「数百万発」の砲弾やロケット弾を購入しようとしている可能性があると明らかにした。ロシアがウクライナ戦争で供給不足に陥っているとみられる新たな証拠だとした。

ウクライナ軍がハルキウ南東で大突破に成功:戦車と装甲車の機甲部隊が価値を証明
https://news.yahoo.co.jp/byline/obiekt/20220911-00314496

 ウクライナ軍が最近の数日でハルキウ南東部で大規模な突破に成功。バラクリヤ市を奪還し東進を続けてクピャンスク市とオスキル川に到達後に南下を始めて、あっという間に要衝のイジューム市に進入して奪還しました。たった4~5日間で旋回しながら80~100km(直線距離では50~60km)を進撃する驚異的な速度です。ロシア軍の防衛線は崩壊、大規模な退却が始まりました。

 

 

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