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中国全土で大規模な抗議、ロックダウン対応で市民が不満爆発!習近平氏への批判で衝突も!北京市など2000か所以上封鎖 


中国全土で中国当局や習近平国家主席に反発するデモ運動が拡大しています。

キッカケは新型コロナウイルスの感染拡大で大規模なロックダウン(都市封鎖)が決定されたからで、中国の新疆ウイグル自治区ウルムチ市では市民10人が火災事故で死亡したことによって、当局のコロナ対応が原因で被害が拡大したのではないかと不満が爆発。
数万人の住民らが路上で抗議活動を行い、警官隊と大規模な衝突をした場所もあると伝えられているほどに激化しています。

上海市にも抗議運動は拡大し、これまでの中国当局への不満が合わさって一気に大きなデモに拡大し、中には習近平国家主席への反対を掲げる抗議運動も起きていました。
中国当局が徹底的に思想や情報を統制している状況ですが、それでもこの規模の抗議デモが中国全土で頻発しているのは非常に異例なことだと言え、これまで溜まっていた住民らの不満や怒りが一気に爆発したと見られています。

中国当局も北京市など2000か所以上を封鎖して対応するとしていますが、一部の地区で突然に解除方針を発表するなど、住民の大規模な抗議活動に慌てて対応を見直しているとも報じられていました。

 

中国ウルムチで異例のデモ 10人死亡の住宅火災を機にコロナ対策に抗議
https://www.bbc.com/japanese/video-63771165

中国の新疆ウイグル自治区ウルムチ市で、新型コロナウイルス対策に抗議する大規模なデモが起きた。ソーシャルメディアに投稿された動画では、「ロックダウンを解除しろ」などと連呼する人たちが、当局者に抗議している。

24日には市内の高層住宅で火災が発生し、10人が死亡。市民は、感染対策の行動制限が原因で、住民が脱出できなかったと主張しているが、当局はこれを否定。中国国営メディアは、火事が起きたのはコロナ感染者の出ていない低リスク住宅棟だったため、住民は下層階へ移動できたと伝えている。

中国でコロナ規制抗議拡大、上海では「共産党・習近平退陣」の声
https://jp.reuters.com/article/health-coronavirus-china-idJPKBN2SH029?feedType=RSS&feedName=special20

[上海/北京 28日 ロイター] – 中国で厳しい新型コロナウイルス規制に対する抗議活動が行われ、27日までに首都・北京を含む各都市に拡大、上海では同日夜、数百人のデモ参加者と警察が衝突した。新疆ウイグル自治区のウルムチで発生した火災をきっかけに怒りが渦巻き、中国指導部を非難する声も上がっている。

 

 

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