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SVB経営破綻で世界恐慌の恐れ!週明け相場は日本も株価暴落?リーマンショック後で最大規模 利上げの悪影響が表面化


*TradingView@tradingview
アメリカのシリコンバレーバンク(SVB)が3月10日に経営破綻となりましたが、この影響で日本の株式市場にも影響が出る可能性が浮上しています。

経営破綻したシリコンバレー銀行は昨年末の時点で約28兆円(2000億ドル)もの資産を保有しており、アメリカで経営破綻した銀行としては史上2番目の規模です。
2008年のリーマンショック以降に発生した経営破綻だと最大の規模で、シリコンバレーなどの新興企業が利用していたことから、シリコンバレー銀行の経営破綻によってこれらの新興企業が大きくダメージを受けることになると見られています。

元々、シリコンバレー銀行は住宅ローン担保証券や米国債といった有価証券に資金を投じていたことから、昨年に行われたFRB(米連邦準備制度理事会)の利上げによって保有していた有価証券の価値が下落。利上げで資金繰りが厳しくなった企業が預金を引き出したことで資金不足が発生し、遂には含み損を抱えたままの有価証券を手放すことになり、損失が増えたことで信用不安が拡大したことで、一気に経営破綻まで追い詰められることになります。

驚くべきことに僅か2日の出来事で、アメリカ有数の銀行がこのような形で崩壊してしまったことに多くの人たちが衝撃を受けていました。

実はアメリカの利上げ政策によって地方銀行は大なり小なり含み損が増えていると言われ、シリコンバレー銀行のように有価証券を多く保有している銀行は経営がひっ迫していると伝えられています。

今回の騒動がシリコンバレー銀行や取引先だけに留まるかどうか怪しく、このまま海を超えて日本にも波及する可能性があり、いわゆる利上げ路線によって発生した負の部分がクローズアップされることで、信用不安が拡大する可能性もゼロではないです。
第二次世界恐慌の引き上げになることも否定できず、引き続き金融市場の動向に注意しておく必要性があります。

 

米シリコンバレーバンク、資金調達できず経営破綻 米金融機関で史上2番目
https://www.cnn.co.jp/business/35201163.html?ref=rss

ニューヨーク(CNN) 2日前から預金流出と資金繰りの危機が続いていた米シリコンバレーバンク(SVB)が10日午前、経営破綻(はたん)した。金融機関の破綻としては米国史上2番目の規模となる。

カリフォルニア州の規制当局はSVBを閉鎖し、米連邦預金保険公社(FDIC)の管理下に置いた。FDICが管財人の役割を担う。通常、FDICは預金者や債権者を含む顧客に資金を返済するため、銀行の資産を売却する。

FDICは保険対象の預金者について、遅くとも13日午前までに保険対象預金に完全にアクセスできるようになると説明。保険対象外の預金者については、「来週中に前払配当」を行うと明らかにした

 

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