*Nick Gerli@nickgerli1
通貨の量を示しているマネーサプライが過去100年間で最悪の勢いで急激に減少していることが分かりました。
マネーサプライは新型コロナウイルスの流行が本格化した2020年に過去最大規模の増加を記録しましたが、今度はその反動で2022年頃から一気に減少。
準通貨(いつでも現金化が可能な金融資産の合計)を数値化したM2マネーサプライの推移を見てみると、100年ぶりに前年比でマイナス2%を記録していました。
経済成長をしている限りは基本的にマネーサプライがマイナスに落ちることは無く、マイナスとなるのは実に1930年代の世界大恐慌以来です。
そして、マネーサプライがマイナスに転じたのは過去150年間で僅かに4回だけで、その全てで銀行崩壊と失業率2桁台まで景気が悪化していました。
必ずしも過去の歴史と同じになるとは断言できませんが、今回のSVB(シリコンバレー銀行)の経営破綻はまだ序章に過ぎない可能性があり、これからマネーサプライの大幅な縮小によって、リーマンショックとは比べ物にはならない規模で世界大恐慌が起きるかもしれないと言えるでしょう。
かつての世界大恐慌では日本は食料品を一時的に輸入することが出来なくなり、国内で飢饉が発生しました。
世界大恐慌からの飢饉や国内情勢の不安定化がクーデター騒ぎや日中戦争、太平洋戦争に繋がったわけで、日本人にとっても食生活を左右するほどのレベルでマネーサプライの縮小は重要な問題となります。
hen the Money Supply Contracts📉, banks start collapsing.❌
This trend is very predictable. Each time the money supply has contracted in last 150 years, we’ve had a banking crisis.
M2 Money is down -2% YoY. First time in 100 years. Take note. pic.twitter.com/LC5vBHHwJs
— Nick Gerli (@nickgerli1) March 13, 2023
マネーサプライが収縮すると📉、銀行が崩壊し始める。
この傾向は非常に予測しやすい。過去150年間、マネーサプライが収縮するたびに、銀行危機が起きているのです。
M2マネーは前年比-2%減。100年ぶりのことだ。注意してください。 https://t.co/LeMQiL139u— clarke3001 (@clarke3001) March 13, 2023
米国のマネーサプライ収縮
これは過去150年間でたった4回しか起きていない
そしてそのたびに失業率が2桁になる大恐慌が続いた😱 pic.twitter.com/PuKnYKKBl8
— ゆきひろ📈 (@yukihiro_fx) March 10, 2023
シリコンバレー銀行
含み損急拡大しすぎやろー
これが、金利上昇=債券価格の下落の意味 pic.twitter.com/C6XU1v5Po4
— バニーボーイ🐰 (@amploud007) March 13, 2023
この解説はとても勉強になります。
1、インフレ率だけ見るな、money supplyをみよう。2、引き締め進んでこれから景気悪化と失業率2桁が到来する、かもしれない。
3、政府も状況注視してるので緩和など手を打つ可能性もある。
つまり、パニックになるなってことかな。#投資家さんとつながりたい https://t.co/s43AdO632v
— きくのすけ🇺🇦 (@funksy4) March 10, 2023
SVBは資本を上回る損失で破綻しましたがその規模が問題なのではなく同様の銀行がまだあるという点が市場には不確定要素です。インフレピークと失業率上昇のズレはマネーサプライの歪みによるもので予測が困難。しかし失業率ピーク前に底打ちはなく今後大底がくるのはほぼ間違いない気がします。
— よるしん (@bakueki202201) March 12, 2023
リーマンの時みたいに下がった所で買えば億り人だ!と息巻いてるSDGsに配慮した省エネ脳味噌の人が結構いるけど、あれはアベノミクスによる日銀のETF買い支えとマネーサプライの影響が大きく再現性はない、あれが無ければ日経はまだおそらく10k〜15kぐらい
— 新生日々有給 (@0marshr1mp) March 13, 2023
警告:マネーサプライは公式に収縮しています。📉
このような事態は、過去150年間で4回しか起きていない。
その都度、失業率が2桁になる大恐慌が続いた。😬 https://t.co/yhz2JDH5KN
— 石原順(西山孝四郎) (@ishiharajun) March 9, 2023
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