自民党の麻生太郎副総裁が台湾有事について、「日本も台湾防衛のために覚悟が必要だ」というような趣旨の発言を行ったとして物議を醸しています。
麻生太郎副総裁は８月８日に台北市で開かれた国際フォーラムで講演を行い、「今ほど日本、台湾、アメリカをはじめとした有志の国々に非常に強い抑止力を機能させる覚悟が求められている時代はないのではないか。戦う覚悟だ。いざとなったら、台湾の防衛のために防衛力を使うという明確な意思を相手に伝えることが抑止力になる」とコメント。
日本を含めた各国に台湾防衛のために戦う覚悟が必要だと強調して語っていました。
この発言内容は台湾有事を念頭に置いたものだと思われ、麻生太郎副総裁の発言は戦争を前提とした憲法違反ではないかとして批判を浴びています。
立憲民主党の小沢一郎氏も「一番冷静であるべき政権与党の幹部が、わざわざ台湾まで赴き戦争を煽ってどうするのか。しかも大戦の惨禍を再認識すべきこの時期に。戦争で死ぬのは若者。煽れば危険が増すだけ。この人物が、まず頭を冷やすべき」と述べ、麻生氏の発言は戦争を煽るだけで、戦争になれば若者が犠牲になると指摘。
権力者や政治家が頭を冷やすべきだとして、麻生氏の発言は国民を煽るだけの内容だと反発していました。
自民党の支持者からは麻生氏の発言を絶賛する声も見られますが、多くの国民は麻生氏の発言を過激な内容だと受け止めているところです。
自民 麻生副総裁“「戦う覚悟」が地域の抑止力に” 台湾で講演
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20230808/k10014156921000.html
自民党の麻生副総裁は訪問先の台湾で講演し、中国が軍事的な圧力を強める中、台湾海峡の平和と安定の重要性は世界の共通認識になりつつあるとした上で、日本や台湾、アメリカなどが「戦う覚悟」を持つことが地域の抑止力になると強調しました。
麻生太郎副総裁、台湾で講演 中国念頭に「戦う覚悟」を強調
一番冷静であるべき政権与党の幹部が、わざわざ台湾まで赴き戦争を煽ってどうするのか。しかも大戦の惨禍を再認識すべきこの時期に。戦争で死ぬのは若者。煽れば危険が増すだけ。この人物が、まず頭を冷やすべき。 https://t.co/kafSPiRToP
— 小沢一郎（事務所） (@ozawa_jimusho) August 8, 2023
【戦う覚悟を示す必要がある】自民党・麻生太郎副総裁「最も大事ことは台湾海峡を含むこの地域で戦争を起こさせないこと、その為には抑止力。戦う覚悟だ。お金かけて防衛力を持っているだけではダメ。いざとなった時に使う、台湾海峡安定の為に使う意思があることを相手に伝えることが抑止力になる」 pic.twitter.com/reyfh8BabJ
— Mi2 (@mi2_yes) August 8, 2023
日本の皆さん望んでないなら自民党終わらそうよ‼️💢
麻生太郎「お金をかけて防衛力を持っているだけではだめで、いざとなったら台湾防衛のために（防衛力を）使う」#自民党政権が日本を滅ぼす
https://t.co/cbmhVVD05v pic.twitter.com/0aBcC2KiMI— himuro (@himuro398) August 8, 2023
「戦う覚悟」って、主語ないけど、誰が戦うの？
麻生太郎副総裁、台湾で講演 中国念頭に「戦う覚悟」を強調 | 毎日新聞 https://t.co/fWa2qKsZMj
— Hiromi1961 (@Hiromi19611) August 8, 2023
い い 加 減 に し ろ ！
20230808 #tbsnewsdig#自民党 #麻生太郎 副総裁
#戦う覚悟 ですお金をかけて『防衛力』持っているだけではダメなんだ
台湾海峡の安定のためにそれを使うという意思、明確な意思を相手に伝えて、それが『抑止力』になる pic.twitter.com/dA3Doyfrqa
— 🌈ラナンキュラス（川上 真二） (@Lanikaikailua) August 8, 2023
これさあ、憲法違反だよねえ？ https://t.co/gj7sDU6kJG
— ともの (@tomonoise) August 8, 2023
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