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イスラエル軍がガザ北部をほぼ制圧、ハマスは支配権を失う!市民5万人が白旗を掲げて大移動 戦闘の一時休止で合意との報道


*BBC
イスラエル軍は中東・パレスチナ自治気ガザでの軍事作戦を展開中で、11月9日までにガザ北部の支配権をほぼ獲得したと発表しました。

10月末から約10万人のイスラエル地上部隊が侵攻を行っており、数日ほど前からガザ地区の最大都市ガザ市への総攻撃を開始。
激しい市街地戦が今も続いていましたが、市街地の中心部や重要なエリアはイスラエル側が抑えたとして、イスラエル軍は「イスラム組織ハマスが北部の支配権を失った」と表明しています。

既に大量の市民らがガザ市から南部への大移動を開始中で、白旗を掲げている市民の隊列がイスラエル軍の戦車部隊の前を歩いている様子が確認されました。
ハマス側も各地の施設やトンネル内部から抵抗を続けていますが、抵抗勢力も時間の問題で制圧できるのではないかと見られています。

一方で、イスラエルの複数のメディアは「エジプトの仲介によって人道目的での戦闘の休止と一部の人質の解放について、近く関係する当事者が合意する見通しだ」と報道し、人道目的での一時停戦にイスラエルが応じる意向だとしていました。

ただ、ハマスの完全消滅を目指しているイスラエルがこれで進軍を止める可能性は低く、ガザ北部の完全制圧が終わった後、南部への総攻撃も行うのではないかと予想されています。

 

↓ガザ市中心部の戦闘

 

ハマス、ガザ北部の支配権を喪失=イスラエル軍報道官
https://news.yahoo.co.jp/articles/03139afa369adf5ec93409068fe7ee90bc2d4bb9

[エルサレム 8日 ロイター] – イスラエル軍報道官のダニエル・ハガリ少将は8日、パレスチナ自治区ガザを実効支配するイスラム組織ハマスが同地区北部の支配権を失い、数千人の住民が南部に移動したと発表した。
ハガリ氏は記者会見で「5万人のガザ住民がガザ北部から南部に移動するのを確認した。ハマスが北部で覇権を失ったことを理解しているからだ」と述べた。
また、イスラエルは時間を限定して人道的な戦闘一時停止を認め、住民が南部へ移動できるようにしているとした。

【随時更新】イスラエル複数メディア“戦闘休止 合意見通し”
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20231109/k10014251731000.html

ガザ地区に侵攻したイスラエル軍は8日、軍事作戦が始まって以降、イスラム組織ハマスが構築した地下トンネルの出入り口130か所を破壊したと発表しました。
※11月9日(日本時間)のイスラエルやパレスチナに関する動きを随時更新でお伝えします。

 

 

 

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