*BBC
イランから大規模なミサイル攻撃を受けて、イスラエル政府はさらなる報復攻撃と対抗措置を決定しました。
ただ、具体的な時期や内容は決まっていないとして、軍部や政府内での協議を継続するとしています。
BBCやロイター通信の記事によると、3度目の戦時内閣の閣議が17日に延期され、イスラエルの戦時内閣においてもメンバーであるネタニヤフ首相とガラント国防相、それにガンツ前国防相は互いに意見の衝突があるとのことです。
ネタニヤフ首相はかなり強硬的な意見を主張しているとの報道があり、それに対して限定的な攻撃を求めている閣僚らなどと調整している構図となっています。
また、イラン領内への攻撃か、イランの拠点があるシリアやレバノンを狙うかで意見の違いがあるとして、イスラエル側の協議は難航。
一方で、イランは今回のミサイル攻撃で大使館空爆への報復攻撃は果たしたとしていますが、さらなる攻撃があった場合、追加の報復や反撃を検討していると伝えていました。
イスラエルの動きによっては大きな衝突に発展する恐れもあり、国連を中心とした国際社会も両国の衝突に大きな懸念を示しています。
【17日詳細】イスラエル イランへの対抗措置検討 時期と方法は
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20240417/k10014424131000.html
イランの大規模攻撃をうけて、イスラエル政府は対抗措置を検討していますが、地元メディアは、「反撃の時期は、まだ決まっていない」と伝えています。
国際社会が自制を求める中、イスラエルの対抗措置が、いつ、どのような形になるのかが、焦点となっています。
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