アメリカのトランプ大統領、イラン攻撃計画を承認か　米報道　日本人の国外退避支援始まる

＊FOX
複数のアメリカメディアがアメリカのトランプ大統領がイランに対する攻撃計画を条件付きで承認したと報道しています。

これは6月19日にウォール・ストリート・ジャーナルが報道したもので、「トランプ大統領が側近に対してイランへの攻撃計画を承認した」と掲載。
最終的な攻撃命令はまだ保留中だとしていますが、イランに対する軍事攻撃を行うための計画や準備段階に入ることを正式に認めた形だとしています。

イスラエルは今日もイラン全土で大規模な空爆を実施し、イランのミサイル基地やエネルギー関連施設を破壊しましたが、肝心の核関連施設は地下に建造されていると見られ、そこまで大きな打撃を受けていないとも言われているところです。
アメリカが保有している世界的にも珍しい特殊な地中貫通爆弾の使用をイスラエルが求めているとの報道もあり、このような背景からアメリカが核関連施設への攻撃に限定した武力介入を行う可能性が高まっています。

日本政府の支援を受けた日本人の国外退避支援はようやく始まったばかりで、今もイスラエルにおよそ1000人、イランにもおよそ280人の日本人が滞在しているとのことです。

イスラエル・イランで政府による日本人の国外退避支援始まる
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20250619/k10014838851000.html

中東情勢の緊迫化を受けて政府による陸路での国外退避の支援がイスラエルで19日、始まりました。
このうち、イスラエルの最大の商業都市テルアビブにある日本大使館には退避を希望する人たちがリュックサックなどを持って集まり、バスに乗り込みました。
バスは19日午前10時前、日本時間の午後4時前、隣国ヨルダンの首都アンマンに向けて出発しました。