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変異ウイルス「E484K」、都内の病院で3割強から検出!専門家は免疫やワクチンの効果低下を懸念 首都圏で拡大中か


*東京医科歯科大学医学部附属病院
新型コロナウイルスの新たな変異株「E484K」が東京都内の病院で多数検出されていることが分かりました。

この変異株はE484Kと呼ばれるタイプの種類で、患者の抗体(免疫)の影響をあまり受けない構造となっています。
新型コロナウイルス用のワクチンも効果が怪しまれているほどで、国立感染症研究所の調査とだと、E484Kは昨年末頃から関東地方を中心にして報告件数がジワジワと増えてるとのことです。

東京都文京区の東京医科歯科大学附属病院で行った変異株の調査でも病院内で感染が確認された3分の1の患者からE484Kが確認され、従来型の新型コロナウイルスがこの変異株に置き換わっていると報告されていました。
E484Kはイギリス型や南アフリカ型とも異なる日本独自の変異株と言われていますが、依然として不明な部分が多いです。

 

異なるタイプの変異ウイルス 東京の病院で3分の1から検出
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20210402/k10012953111000.html

東京 文京区にある東京医科歯科大学附属病院では、新型コロナウイルスの感染が確認されたすべての患者に対して変異ウイルスの検査を行っています。
大学によりますと、先月末までの2か月間では抗体の攻撃から逃れる「E484K」と呼ばれる変異があるウイルスが検査ができた患者36人中、3分の1にあたる12人から検出され、先月だけに限ると14人中の71%にあたる10人から検出されたということです。

東京で拡大? 変異ウイルス「E484K」とは
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20210402/k10012953591000.html

イギリスや南アフリカなどで広がったものとは異なるタイプの変異した新型コロナウイルス「E484K」。免疫やワクチンの効果が低下する可能性が指摘されているタイプです。
感染が確認された患者のうちの3分の1から検出された東京医科歯科大学附属病院の研究グループは、東京ではこの変異ウイルスが従来型から置き換わってきている可能性があるとしています。

新型コロナウイルスSARS-CoV-2 Spikeタンパク質 E484K変異を有するB.1.1.316系統の国内流入(2021年2月2日現在)https://www.niid.go.jp/niid/ja/diseases/ka/corona-virus/2019-ncov/2488-idsc/iasr-news/10188-493p02.html

特にアミノ酸484番目のグルタミン酸(E)はRBDのACE2結合に重要であり、かつ中和抗体の中心エピトープに配置されるアミノ酸残基である。グルタミン酸(E)は陰性荷電を示す酸性極性側鎖アミノ酸である一方、リジン(K)は陽性荷電を示す塩基性アミノ酸に分類される。つまり、E484K変異は磁石のNS極を逆転させるような極性を反転させる際立った変異であり着目に値する。このE484K単独でワクチンは無効化されないが、少なからず効果が減弱する可能性が指摘されている7-9)。

 

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