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在日米軍にPCR検査の検疫免除特権 出国前と日本到着時の両方で検査無しの事例 感染拡大の要因か


*沖縄県 米軍基地
沖縄県で新型コロナウイルスの新規感染者数が急増していますが、その要因の一つとなっている在日米軍のクラスター感染について、出入国時のPCR検査の除外特権が存在していることが判明しました。

東京新聞の記事によると、アメリカ本土から来日してきた部隊の多くで出国時と入国時のPCR検査をしなかった事例があり、日米間の取り決めに基づいて、米軍関係者が特例的な扱いで検疫を免除されていたとのことです。
大規模なクラスター感染が発生したキャンプ・ハンセンでも出入国時に検査を行っていなかったケースがあったほどで、多くの部隊で検査をしないまま日本で活動していたと報じられています。

年末にクラスター感染が確認されてからは日本政府の要望もあって検疫が強化されましたが、依然として沖縄県には感染者の詳細な情報などが伝えられないことも多く、濃厚接触者の状況やクラスター感染の追跡調査が難しい状態になっているのが現状です。

 

在日米軍の多くが出入国時にPCR検査せず 検疫免除の特権
https://www.tokyo-np.co.jp/amp/article/150699

 米国など海外から在日米軍基地に直接入った部隊の多くで、出国前と日本到着時に新型コロナウイルスのPCR検査を実施していなかったことが23日、政府関係者への取材で分かった。米海兵隊キャンプ・ハンセン(沖縄県金武きん町など)ではクラスター(感染者集団)が発生し、市中への感染の広がりも懸念されている。日米間の取り決めに基づき、米軍関係者は日本側による検疫を免除されており、「特権」に乗じたずさんな対応が浮き彫りになった。
政府関係者によると、キャンプ・ハンセン内のクラスターを受けて米側に確認したところ、他の部隊でも出入国時の検査を行っていないケースが判明したという。現段階で調査は終わっていないが、「それなりの数の部隊はやっていなかった」としている。

 

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