御嶽山の噴火警戒レベルを「２」に引き上げ！火山性地震の増加を観測　傾斜計で隆起　気象庁

＊御嶽山
気象庁が長野県と岐阜県の県境にある御嶽山について、噴火警戒レベルを２に引き上げると発表しました。

気象庁によると、御嶽山では２月２３日昼頃から火山性地震の増加が見られるとして、噴火警戒レベルを１から２に引き上げ、地元自治体に火口から概ね１キロの範囲で大きな噴石などに警戒をするように呼び掛けています。
傾斜計でも隆起現象が観測されており、しばらくの間は小規模な噴火が起きる恐れがあるとのことです。

入山規制が出ているのは長野県の王滝村と木曽町、それに岐阜県の下呂市で、冬山シーズンは山頂への登山道が制限されることになります。

火山名　御嶽山　噴火警報（火口周辺）
https://www.data.jma.go.jp/svd/vois/data/tokyo/STOCK/volinfo/VJ20220223163500_312.html

令和４年２月２３日１６時３５分　気象庁

＊＊（見出し）＊＊
＜御嶽山に火口周辺警報（噴火警戒レベル２、火口周辺規制）を発表＞
剣ヶ峰南西斜面の７９ー７火口から概ね１ｋｍの範囲で大きな噴石に警戒してください。
＜噴火警戒レベルを１（活火山であることに留意）から２（火口周辺規制）に引上げ＞

＊＊（本　文）＊＊
１．火山活動の状況及び予報警報事項
御嶽山では、本日（２３日）１４時１５分頃から火山性地震の増加がみられています。
１４時１９分頃には火山性微動とともに、山頂付近に設置された二ノ池北傾斜計で南側（地獄谷側）が隆起する変化がみられました。
これらのことから、火口周辺に影響を及ぼす噴火が発生する可能性がありますので、大きな噴石に警戒してください。

御嶽山 噴火警戒レベル2に引き上げ 気象庁
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20220223/k10013497941000.html?utm_int=all_side_ranking-social_003

長野と岐阜の県境にある御嶽山では火山性地震が増加するなど火山活動が高まっています。気象庁は火口周辺に影響を及ぼす噴火が発生する可能性があるとして23日夕方、火口周辺警報を発表して噴火警戒レベルを2に引き上げ、火口からおおむね1キロの範囲で噴火に伴う大きな噴石に警戒するよう呼びかけています。

【御嶽山　噴火警報①】２月23日16時35分、御嶽山に火口周辺警報を発表し、噴火警戒レベルを１（活火山であることに留意）から２（火口周辺規制 ）に引き上げました。https://t.co/D2fkb6dEpL#いのちとくらしをまもる防災減災

— 気象庁防災情報 (@JMA_bousai) February 23, 2022

御嶽山の噴火警戒レベルに対応した規制範囲は次の画像のとおりです。 pic.twitter.com/woZAm9izrE

— 特務機関NERV (@UN_NERV) February 23, 2022

【#御嶽山 #噴火警戒レベル ２】
御嶽山では今日16時35分に噴火警戒レベルが２に引上げられました。今後、火口周辺に影響を及ぼす噴火が発生する可能性があります。
御嶽山へ登山を検討中の方などは、地元自治体等の指示に従って危険な地域には立ち入らないでください。https://t.co/BXS9URQFRr pic.twitter.com/MyEJsOykEi

— 長野県防災 (@BosaiNaganoPref) February 23, 2022