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ゼレンスキー大統領「マリウポリで数万人が死んだ」 陥落間近との情報多数 孤立無援で守備隊が最後の抵抗


*CNANEWS
ウクライナ南部の要所であるマリウポリで、数万人が犠牲になったとウクライナのゼレンスキー大統領が伝えました。
マリウポリは周囲をロシア軍と親ロシア派によって包囲され、ゼレンスキー大統領が部隊の降伏を認める通知を送るも、現地の一部部隊は投降を拒否。
今も残された市街地で激しく抵抗を続け、ロシア軍に大きな打撃を与えている情勢です。

マリウポリはウクライナ南部における最重要都市の一つで、戦争前は45万人の住民が住んでいました。それが激しい戦闘によって10万人程度まで減ったと推定され、大半の住民は難民状態となって周囲の街や国に避難中です。
ロシア側から見ると、クリミア半島と東部地域を接続する中間地点にマリウポリがあり、ここを落とさなければ親ロシア派との連携が難しく、東部制圧には必須な場所となっています。

マリウポリが陥落すれば、次は東部全域で大規模な攻勢が行われる可能性が高く、まだこれからもウクライナ情勢は大きく動きそうです。

 

マリウポリ陥落間近か ウクライナ「最後の戦い」に備え
https://www.afpbb.com/articles/-/3399815

【4月12日 AFP】ロシア軍が包囲するウクライナ南東部の港湾都市マリウポリ(Mariupol)が、間もなく陥落する可能性が出ている。
マリウポリを包囲するロシア軍は、2014年に併合したウクライナ南部クリミア(Crimea)半島と、東部ドンバス(Donbas)地方のドネツク(Donetsk)、ルガンスク(Lugansk)両州の親ロシア派武装勢力支配地域とを連結させることを目指しているとみられる。

 

 

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