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ウクライナ軍が要衝バフムトからの撤退検討!政府高官も言及 ロシア軍が包囲網を構築、緊急の増援部隊を派遣 


ウクライナ東部の要衝バフムトでウクライナ軍が撤退を検討していることが分かりました。
バフムトは南北からロシア軍に囲まれる形で攻撃を受けており、市内で数万人のウクライナ軍が抵抗していますが、それを遥かに超えるロシア軍の大部隊によってウクライナ軍は徐々に押し込まれています。

2月末にはバフムト北部のダムを破壊してロシア軍の足止め作戦を行い、これによってロシア軍の部隊は進行速度がやや遅くなりました。

しかしながら、全体としてロシア軍の数は非常に多く、物量で負けているウクライナ軍は主要な補給線も残り1つだけとなり、ゼレンスキー大統領の顧問アレクサンドル・ロドニャンスキー氏からも「今のところ彼らはバフムートで持ちこたえているが、必要なら戦略的に撤退するだろう」というような撤退論が浮上しているほどに厳しいです。

最後の補給路にロシア軍が僅か1キロ程度の距離まで迫っているとの情報もあるほどで、早ければ今週中にもウクライナ軍はバフムト撤退の決断をすることになるかもしれません。

バフムトは東部戦線における重要な要塞都市で周囲は守り難い平野部が多く、バフムトが陥落すると数十キロ四方の土地がそのままロシア側に飲み込まれてしまう可能性が浮上しています。
ウクライナ軍が緊急の増援部隊を派遣したとの発表もあり、それだけバフムトを巡る攻防が激しくなっていると言えるでしょう。

 

ウクライナ軍、バフムートから「戦略的撤退」も ゼレンスキー氏顧問
https://www.cnn.co.jp/world/35200663.html?ref=rss

(CNN) ウクライナのゼレンスキー大統領の顧問は2月28日、ロシア軍との激戦が続くバフムート周辺の戦況について、ウクライナ軍は必要なら「戦略的撤退」を行う可能性があるとの認識を示した。
経済顧問を務めるアレクサンドル・ロドニャンスキー氏は民間軍事会社ワグネルの傭兵(ようへい)に言及しつつ、「ロシアはバフムートの包囲を試みており、そのために最も練度が高く経験豊富なワグネルの部隊を使っている様子だ」と述べた。

ロシア軍、東部の要衝バフムトで進撃継続=ウクライナ軍
https://jp.reuters.com/article/ukraine-crisis-bakhmut-fighting-idJPKBN2V33SJ

[1日 ロイター] – ウクライナ軍参謀本部は1日、激しい戦闘が続いているウクライナ東部ドネツク州の要衝バフムトの状況について、ロシア軍が進撃を続けていると明らかにした。一方、ゼレンスキー大統領は、前線地域一帯がコントロール下にあるとの認識を示した。

 


 

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