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イスラエル軍がガザ市完全包囲を完了!民族浄化の恐れも イスラエル「死か降伏を選べ」


*BBC
イスラエル軍が中東・パレスチナ自治区の中心都市ガザ市の完全包囲を完了したと発表しました。

10月末からイスラエル軍は各地で地上作戦を行っており、これによってガザ市の周囲を取り囲むようにイスラエル軍が展開。
ガザ地区の奥深くまでイスラエル軍の地上部隊が侵入し、海上を含めてガザ市のほぼ全方向にイスラエル軍が包囲陣地を設置しています。

さらに合わせてガザ地区への空爆も激化、ガザ市内の病院から出発する救急車の車列もイスラエル軍の攻撃を受け、医療機関や難民キャンプのような施設も次々に深刻な被害を受けていると報道されていました。

11月2日にガラント国防相は「トンネル内で死ぬか、出てくるか。わが軍の砲撃で死ぬか、無条件降伏するかだ」と述べ、パレスチナの武装組織ハマスは降伏以外の選択肢は残されていないと強調。
また、ガザ地区の住民に対して、「人質の帰還を支援した者とその家族は免責される」とも呼び掛け、240人以上とも言われている人質の救出も合わせて実施するとしています。

ガザ市の完全包囲を完了したイスラエル軍は今週中にも大規模な総攻撃を実施すると思われ、国連も民族浄化や虐殺の可能性があるとして警告を出しているところです。

 

イスラエル、ガザ市包囲完了 ハマスに「死か降伏か」―国連「集団虐殺の危機」と警告
https://www.jiji.com/jc/article?k=2023110300234&g=int

 【エルサレム時事】イスラエル軍報道官は2日、パレスチナ自治区ガザの中心都市ガザ市の「包囲を完了した」と発表した。イスラエル軍の戦車がガザ市中心部へ進んでいるとの報道もあり、人口密集地でイスラム組織ハマスとの戦闘が迫っているとみられる。イスラエルは、ガザ市を含む北部地域から退避を求めてきたが、多くの民間人が残されており、本格的な市街戦となれば住民に甚大な被害が出る恐れがある

イスラエル軍、ガザで救急車車列に攻撃 「ハマスが使用と判断」
https://jp.reuters.com/world/mideast/VJ5QXFA25JKQZEPUBBMPX2NTME-2023-11-03/

[ガザ 3日 ロイター] – イスラム組織ハマスが実効支配するパレスチナ自治区ガザの保健省は3日、ガザ市内の病院から出発する救急車の車列がイスラエル軍の攻撃を受けたと発表した。
現時点で死傷者数は発表されていないものの、ハマス系TVは保健省の情報として、多数の死傷者が出ていると報じた。

 

 

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