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福島第一原発、6回目の処理水海洋放出を完了!計4万6888トン 溶け落ちた核燃料は今も総量不明 今年夏に試験的なデブリ取り出しへ


*東京電力
東京電力は福島第一原発に溜まっている処理水について、先月から行っていた6回目の処理水海洋放出を完了したと発表しました。

東京電力の発表によると、6回目の処理水放出で7892トンが流され、これまでに合わせて計4万6888トンの処理水が海に放出されたとのことです。
これで次の7回目が終わると放出計画は一段落する見通しで、それに合わせて今度は溶け落ちた核燃料(デブリ)の回収が本格化することになります。

ただ、溶け落ちた核燃料は依然として総量すら分かっておらず、猛烈な放射線でロボット(ドローン)による内部調査も進んでいないのが実情です。
1号機も原子炉建屋上部の鉄筋がむき出し状態で、現在も大量の瓦礫が残っており、事故から13年が経過した今も人が長時間作業をすることが出来ないほどに汚染されています。

溶けた落ちた核燃料の一部は原子炉の奥深くで固まっていることが確認されていますが、周囲の金属や施設を溶かして取り込んでいることから、剥ぎ取ることは難航する可能性が高いです。
東京電力は今年8月から10月に試験的なデブリの取り出しを開始する予定で、世界的にも前例がない大規模な事故対応となるでしょう。

 

福島第一原発の処理水 通算6回目の放出完了 東京電力
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20240604/k10014470741000.html

福島第一原子力発電所にたまる処理水について、東京電力は、先月から行っていた通算6回目となる放出を4日正午に完了したと発表しました。

福島第一原発にたまるトリチウムなどの放射性物質を含む処理水について東京電力は、去年8月から、政府の方針に従って基準を下回る濃度に薄めた上で海への放出を行っています。

先月17日から通算6回目となる放出が続けられていましたが、東京電力は4日正午に、完了したと発表しました。

今回放出されたのは7892トンで、これまでに合わせて4万6888トンの処理水が放出されたことになります。

推定880トン、核燃料デブリ「どのくらいの量なのか正直わからない」…福島第一原発の廃炉は遠い道のり
https://news.yahoo.co.jp/articles/94dbaeea1e2c54e85f7cc1b5f7cb367ac1772cc1?source=sns&dv=sp&mid=other&date=20240604&ctg=it&bt=tw_up

 東京電力が再稼働を目指す新潟県の柏崎刈羽原子力発電所は、技術的には近く運転可能な状態になる。再稼働の是非を巡る議論では、福島第一原発事故を起こした東電が再び原発を運転することへの懸念の声もある。東電はいま事故とどう向き合っているのか。福島で廃炉作業の現場を取材した。(大竹弘晃)

 

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