ネット右翼らが自分たちと異なる思想を持っている弁護士らに無差別的な懲戒請求を送っていた問題で、大阪元市長の橋下徹氏が参戦するも、その直後に論破されていたことが分かりました。
まず、橋下氏は今回の騒動について、「一般市民の懲戒請求の権利は可能な限り保障されなければならない、と最高裁が断言している」とコメントし、懲戒請求の権利は保障されていると強調。
懲戒請求を送ってきた人への反訴は一般市民に対する脅し行為だと発言しています。
しかしながら、橋下氏の発言はネットユーザーから「その最判H23.7.15には『一般市民の懲戒請求の権利』とか『可能な限り保障されなければならない』なんて全く書かれていないんだけど…」とツッコミを受け、内容がガバガバだったことが判明しました。
当事者の佐々木弁護士も「多分、補足意見を多数意見と勘違いしたんだろうな。学生などにはよくある間違いだから、橋本氏が間違うのもやむを得ないですね」などと呆れ気味にコメントするほどで、橋下氏の無駄に強気な姿勢が仇になったと言えるでしょう。
①https://t.co/yb5BzFMeJk
市民相手に損害賠償を起こし、10万円を払えば和解する旨を公言しているこの弁護士たちは、かなり勉強不足のようだ。まず一般市民の懲戒請求の権利は可能な限り保障されなければならない、と最高裁が断言している。https://t.co/20hFNExv1b— 橋下徹 (@hashimoto_lo) 2018年5月17日
その最判H23.7.15には、「一般市民の懲戒請求の権利」とか「可能な限り保障されなければならない」なんて全く書かれていないんだけど… https://t.co/kMjlVQvkYE
— HRK (@hKodama) 2018年5月17日
橋下氏だった。
— ささきりょう (@ssk_ryo) 2018年5月17日
橋下氏はああいうが、こっちは普通に負担を感じてるよ。綱紀委員会がこちらの答弁を待たずに勝手に不相当の判断をするようになったのは極最近(東京弁護士会の場合。大阪は知らぬ)。そもそも政治家として名乗りをあげている人と、単なる町弁とを比べられてもね。
— ささきりょう (@ssk_ryo) 2018年5月17日
全く身に覚えもないことで見知らぬ人からの懲戒請求に対して、弁護士が反撃する権利はあるでしょ。橋下氏は、たぶん、私に対する懲戒理由を知らないから、一般論とごちゃ混ぜにしてのコメントなんだろうけど。まぁ、我々は粛々とやりますよ。
— ささきりょう (@ssk_ryo) 2018年5月17日
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https://johosokuhou.com/2018/05/17/4985/
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