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「ウイルスに打ち勝った証し」を修正⇒「コロナと闘う五輪」に変更 田村厚生労働相


*厚生労働省
政府が今まで五輪スローガンとして掲げていた「ウイルスに打ち勝った証し」を修正し、「コロナと闘う五輪」に変更したことが分かりました。

7月9日の記者会見で田村憲久厚生労働相は東京都で緊急事態宣言が再発令となったことについて、「コロナと闘う五輪にしていきたい」と述べ、新型コロナウイルスとの闘いが大きなスローガンになると強調。
これまでの「ウイルスに打ち勝った証し」を無かったことにして、感染を拡大しなければ成功になると言及していました。

元々、昨年に安倍晋三前首相が「東京オリンピックをウイルスに打ち勝った証しにしていきたい」と発言したことがキッカケですが、後任の菅首相もそれを引き継いで、同じスローガンを何度も語っています。
それだけに政府が方針を変えたのはかなりインパクトがあり、コロナとの闘いで大幅に前線が後退した印象が強いところです。

 

ウイルスに打ち勝った証し→コロナと闘う五輪に 厚労相
https://www.asahi.com/articles/ASP794G71P79UTFL002.html

田村憲久厚生労働相は9日の閣議後会見で、緊急事態宣言下で開く東京オリンピックについて「コロナと闘う五輪にしていきたい」と話した。これまで政権は五輪を「ウイルスに打ち勝った証し」(菅義偉首相)などと位置づけてきたが、開幕直前になっても東京で感染が拡大し、日常生活を制限する宣言を出すまでに至った状況を踏まえ、表現を修正した形だ。

 

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