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ジョンソン英首相の辞任、日本とは大違い?官邸パーティーや痴漢議員の任命で引責辞任 ウクライナ情勢にも影響か


*BBC
7月7日にイギリスのジョンソン首相が辞任を表明し、世界中が騒然となっています。

元々ジョンソン首相は数年前から様々なスキャンダルがあり、首相官邸でロックダウン中にパーティーを複数回開いていたとするパーティー騒動や与党幹部の痴漢疑惑などが合わさって国民やメディアから批判が噴出。
与党幹部の痴漢疑惑ではジョンソン首相が情報を把握しながら要職に任命していたとして、野党の追及が激化することになりました。

問題の議員を辞任させた後にジョンソン首相は「すでに保守党と関係がない。院内副幹事長を辞任している」との答弁を連発するも、「党の信頼が失われた」「ジョンソン首相を信用出来ない」として政権幹部の辞任が相次ぎ、これで40人を超える政府関係者が辞めたことになったと報告されています。

世論調査でも7割がジョンソン首相の辞任を求めていることもあって、遂にジョンソン氏が7月7日に辞任の意向を表明することになりました。

次のトップが決まるまでは暫定的にジョンソン首相が続けるとしていますが、対ロシアの先頭に立っていたイギリスの内政が荒れたことで、ウクライナ情勢にも影響が出るのではないかと言われています。

 

ジョンソン英首相、党首を辞任へ 首相には秋までとどまる見通し
https://www.bbc.com/japanese/62075991

イギリスのボリス・ジョンソン首相が7日、与党・保守党の党首を辞任する見通しとなった。次の党首が就任する秋までは首相にとどまる見込み。党首選は今夏、開かれるとみられる。
「パーティーゲート」問題や、痴漢疑惑が持ち上がっていた議員を党要職に任命した問題などで、与党内でもジョンソン氏への不信感が増加。閣僚や政権幹部の辞任が相次ぎ、党首辞任に追い込まれた格好となった。

 

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