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感染対策の余剰金を防衛費増に一時転用を検討へ 岸田首相がGDP2%の防衛費に言及 約11兆円を目標に


岸田文雄首相が11月28日の国会で、新型コロナウイルス用の予算を防衛費に一時転用する案を検討していると明らかにしました。

共同通信の記事によると、岸田首相は28日の国会で「新型コロナの感染の状況を収束させて、コロナ対策として大きく確保していた予算を活用することは考えていきたい」と述べ、コロナ収束を条件にして、コロナ予算を防衛費に転用することも考えていると発言。
政府内で積み上がったコロナ対策費の余剰金の国庫返納を求める案が浮上しているとして、あくまでも一時的な条件付きで予算の活用を考えているとしていました。

また、岸田首相は鈴木俊一財務相と浜田靖一防衛相に対し、防衛省予算と関連経費を合わせて、国内総生産(GDP)比2%に達するよう予算措置を講じることを指示したとも報じられています。
目標は2027年度で、それまでに防衛費を今のほぼ2倍の水準に引き上げるように求める内容で、岸田首相から具体的な2%目標が示されたのはこれが初です。

他にも防衛費の財源として別の場所から予算を動かす案や増税で財源を賄う案が浮上しており、いずれの案も国民生活を圧迫することになると思われます。

 

首相、防衛費増にコロナ予算検討 収束後に余剰金を一時転用
https://nordot.app/969858030450098176

岸田首相は28日の衆院予算委員会で、防衛費の増額財源に関し、新型コロナ感染が収束すれば、余ったコロナ対策予算の転用を一時的に検討する考えを示した。「今後、感染を収束させ、コロナ対策として大きく確保していた予算を活用することは考えていきたい」と述べた。

政府内では厚労省所管の独立行政法人「国立病院機構」と「地域医療機能推進機構」にコロナ対策で積み上がった利益余剰金の国庫返納を求める案が浮上している。

首相は同時に「一時的に税収増やコロナ対策費の活用を考えても、防衛力を継続的に維持するため、安定財源の議論は進めたい」と述べ、恒久財源の確保が必要だと強調した。

© 一般社団法人共同通信社

軍事費GDP2%「27年度に」首相が予算措置指示 11兆円規模に膨張
https://www.jcp.or.jp/akahata/aik22/2022-11-29/2022112901_02_0.html

 岸田文雄首相は28日、鈴木俊一財務相と浜田靖一防衛相に対し、2027年度に防衛省予算と関連経費を合わせて、国内総生産(GDP)比2%に達するよう予算措置を講じることを指示しました。現在のGDPに基づけば約11兆円となり、現行の2倍近い大軍拡です。国民の暮らし関連予算の削減と所得税や消費税などの大増税は避けられません。

 

 

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