＊東電
岸田文雄首相が福島第一原発の処理水(汚染水)海洋放出について、現地を直接訪問して関係者に説明を行うと表明しました。
岸田首相は8月20日に福島を訪問し、東京電力の福島第一原発を視察。
合わせて福島県や漁協の関係者に説明を行うとしており、「海洋放出まで最終段階だ」とコメントしていました。
ただ、漁協関係者や周辺住民からは海洋汚染や風評被害の拡大を懸念する声が多く、先日から首相官邸前でも放出反対を訴える抗議デモが行われています。
先日に福島第一原発で処理水を移送するホースに亀裂が確認され、最大で放射性物質が1リットルあたり6万7000ベクレルも検出されました。
処理水を貯蔵するタンクの囲い部分である堰(せき)から検出された放射性物質で、それだけ処理水が放射性物質に汚染されているということを意味しています。
政府や東電は「処理水」というような単語を使って、放射能汚染が完全に消えたかのような印象操作をしていますが、実際には放射性物質が多数残っていて、汚染も消えていないということなのです。
岸田首相 福島第一原発に到着 処理水放出に向け視察へ
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20230820/k10014167981000.html
岸田総理大臣は20日、東京電力福島第一原発を訪れ、原発にたまる処理水を薄めて海に放出する計画の準備状況を視察します。岸田総理大臣は20日の視察や漁業者との面会などを経て、具体的な放出時期を決めることにしています。
【意向】岸田首相が福島原発のALPS視察 処理水放出巡り、あすにも全漁連会長と面会へhttps://t.co/O50R0X9Umu
岸田首相は20日午後、東京電力福島第一原子力発電所の処理水の海洋放出を巡り、21日にも全国漁業協同組合連合会の坂本雅信会長と面会する意向を明らかにした。 pic.twitter.com/z2s4YIR1g7
— ライブドアニュース (@livedoornews) August 20, 2023
岸田総理、あす福島第一原発を訪問と表明 月内に放出開始で調整
これほど重大な問題でも、結局、下を見て官僚の作文を棒読み。自らの言葉で話せない総理。「聞く力」が無いことは十分わかったが、「語る力」も無い。この人物からは沿岸漁業者の苦悩への思いを全く感じない。 https://t.co/rPLzAn9yX1
— 小沢一郎（事務所） (@ozawa_jimusho) August 19, 2023
「福島原発事故が収束していない事実を忘れられている」（武藤類子 さん）
東電・福島第一原発の“汚染水”海洋放出をめぐり、岸田総理は“政治決断”を強調し、今月中にも放出を始める方向で調整を続けています。
地元・福島市民の声をどこまで聞いているのでしょうか？
#汚染水の海洋放出に反対します pic.twitter.com/5hWYnqWJwG— Choose Life Project (@ChooselifePj) August 19, 2023
【取材メモ】
岸田首相、新幹線で郡山駅到着、福島第一原発へ。 pic.twitter.com/O35IIzD5nF— 月刊政経東北｜多様化時代の福島を読み解く (@seikeitohoku) August 20, 2023
岸田首相、あまりに性急では？海洋放出まで「最終段階」と明言 「漁業者の理解」は後回しでいいの？
岸田文雄首相が、東京電力福島第一原発の処理水を海洋放出する政府の計画を実施するかどうか、判断の最終段階に入っていると明言した… pic.twitter.com/AHDcGXL8ZA
— 望月衣塑子 (@ISOKO_MOCHIZUKI) August 19, 2023
数百人のデモ隊が金曜日、首相官邸前に集まり、福島第一原子力発電所の処理水の海洋放出が差し迫っていることに抗議した。https://t.co/zGvlOYZWo5 pic.twitter.com/pAfpOWuVCS
— Arab News Japan (@ArabNewsjp) August 19, 2023
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