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日本の太平洋側に津波注意報！鳥島近海で異常地震、揺れたのにマグニチュード不明　鳥島周囲で地震多発！「異常なことが起きている」

ニュース


10月9日朝に伊豆諸島の鳥島近海を震源とする地震があり、日本の太平洋側に津波注意報が発表されました。

津波注意報が発表されたのは午前5時25分ごろで、それからおよそ2時間後に伊豆諸島の八丈島・八重根で60センチや、三宅島の坪田で午前8時11分に50センチの津波を観測しています。
この津波による大きな被害は確認されていませんが、気象庁は海面の変動がしばらく継続する恐れがあるとして、海岸での作業に注意を促しているところです。

今回の津波地震では震度1以上の揺れは観測されておらず、気象庁も地震の規模を示すマグニチュードを正確に観測することが出来なかったと発表。
地震発生から6時間が経過した今もマグニチュード不明なままで、極めて異例な珍しい特殊地震となっています。

アメリカ地質調査所のデータによると、今日の早朝に鳥島近海でマグニチュード5前後の地震が7回も観測されており、一般的な地震よりも海底火山や断層の地すべり現象が起きたのではないかとする意見も多いです。
NHKが取材した専門家も「今回は地震の規模がわかっておらず、実際に津波を観測したことを受けて津波注意報が出されていて、少し異常なことが起きている」とコメントしているほどで、過去にも例が無いような津波があったのに地震の規模が全く分からないという異常事態が起きていると言えるでしょう。

 

気象庁
https://www.jma.go.jp/jma/press/2310/09b/kaisetsu202310091100.pdf

アメリカ地質調査所
https://earthquake.usgs.gov/earthquakes/map

津波注意報 すべて解除も半日程度は潮位変化続く可能性 注意を
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20231009/k10014219591000.html

9日朝早く、伊豆諸島の鳥島近海を震源とする地震があり、気象庁は伊豆諸島と小笠原諸島、千葉県九十九里と外房、千葉県内房、高知県、宮崎県、鹿児島県東部、種子島・屋久島地方、奄美群島・トカラ列島に津波注意報を発表しましたが、9日正午にすべて解除しました。

これらの沿岸では津波に伴う潮位の変化が観測され、気象庁は今後、半日程度、続く可能性が高いとして、海岸での作業などの際に十分注意するよう呼びかけています。

 

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