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コロナの全数把握見直しを岸田首相が指示へ!定点観測なら感染証明書で混乱?倉持仁医師「消火不能となったお盆明けにやる話ではない」


*官邸
岸田文雄首相が新型コロナウイルスの全数把握を見直す方向で指示を出したことが分かりました。
現在は新型コロナウイルスの全ての感染者を確認するために「全数把握」を行っていますが、新規感染者数の爆発的な増加に伴って保健所等の対応が厳しくなったことから、負担軽減のために検査体制の変更を検討。

具体的には大雑把な検査数で全体の感染者数を推測する「定点観測」を導入する方向で議論が行われており、感染症法上の「2類相当」運用のあり方全般についても見直しを検討するとしています。
第7波の収束後にコロナ対策全般を見直す方向で、加藤厚生労働相は「関係者と調整し、結論を出しておく必要がある」とコメントし、関係者との事前調整を急ぐとしていました。

ただ、現在の新型コロナウイルス支援や感染証明書は全数把握を前提としており、定点観測なら各種サービスや支援で混乱が発生する恐れがあります。

専門家の倉持仁医師も「火の手が回りまくり、打つ手もなく、消火不能となったお盆明けにやる話ではないと思います。今更次郎。批判ではなく、率直な感想です。コロナも一般も熱があれば受診ができない、検査ができない、薬がない、をなんとかして頂きたい」と指摘し、検査を誤魔化しているだけだと政府対応を強く批判していました。

 

「感染者 全数把握でなく定点観測に変更も選択肢」都医師会長
https://www3.nhk.or.jp/news/special/coronavirus/seventhwave/detail/detail_61.html

新型コロナの感染者の全数把握について、東京都医師会の尾崎会長は、医療機関などの負担になっているとしたうえで「全数把握ではなく、一部の医療機関での定点の観測に変更することも選択肢のひとつではないか」と述べました。
新型コロナでは、感染症法に基づいて医療機関から保健所にすべての感染者を届け出る「全数把握」が義務づけられていて、医療機関のスタッフなどが「HER-SYS」と呼ばれるシステムに登録する作業を担っています。

コロナ感染の全数把握見直し、岸田首相が検討指示…季節性インフルと同じ5類相当の議論も
https://www.yomiuri.co.jp/politics/20220815-OYT1T50203/

 岸田首相は15日、加藤厚生労働相ら新型コロナウイルス対策の関係閣僚と協議し、全ての感染者を確認する「全数把握」の見直しの検討に着手するよう指示した。全数把握などの根拠となっている感染症法上の「2類相当」運用のあり方全般についても、流行「第7波」収束後を見据えて議論を急ぐよう求めた。

 

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